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パンサーズRBブルックスが21日間の練習期間を開始

2024年10月17日(木) 08:48


カロライナ・パンサーズからドラフト指名を受けたテキサス大学のジョナソン・ブルックス【AP Photo/Eric Gay】

シャーロットでは今週、新人選手への期待が高まる理由がある。

カロライナ・パンサーズからドラフト2巡目で指名された新人ランニングバック(RB)ジョナソン・ブルックスが現地16日(水)に21日間の練習期間を開始し、制限付きでの参加とされた。

多くのチームから2024年NFLドラフトにおいて最も才能のあるランニングバックと見なされていたブルックスは、最初に指名を受けたランニングバックとなっている。ブルックスはテキサス大学時代にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂してカレッジキャリアを終えたにもかかわらず、パンサーズはトレードアップして2巡目の全体46位でブルックスを指名した。

2023年11月、ブルックスはテキサス大学がテキサスクリスチャン大学(TCU)に勝利した試合で膝を負傷。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはドラフト前に、ACL断裂はきれいな状態であり、7月の初めには復帰できるという楽観的な見方があると報じていた。しかし、ダイナミックなRBであるブルックスはこれまでチームの練習に参加できず、パンサーズファンを少し待たせることになった。

身長約185cm、体重約98kgのブルックスは直線での速さと、ホールを突き抜ける際に相手に競り勝つ俊敏性を兼ね備えている。ブルックスは今後、21日以内にパンサーズのアクティブロースターへの登録を判断される予定だ。

ヘッドコーチ(HC)デイブ・カナルス率いるパンサーズは1勝5敗でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区の最下位に沈んでいるが、ブルックスのNFLデビューが近づきつつあることで、少しは期待感がもたらされるだろう。

とはいえ、現在の先発RBであるチュバ・フバードが劣っているわけではない。フバードは6試合で485ランヤードを稼ぎ、シーズン第7週を迎えるにあたってNFLで3位につけている。

ブルックスがルーキーシーズンで良いスタートを切れば、パンサーズは苦戦しているチームが攻撃面で好転する前兆になるような強力なコンビをバックフィールドで形成できるかもしれない。

【RA】