コマンダースQBダニエルズが肋骨負傷でパンサーズ戦から除外
2024年10月21日(月) 09:31現地20日(日)、ワシントン・コマンダースのクオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズがカロライナ・パンサーズ戦の第1クオーターに肋骨を負傷し、途中離脱した。コマンダースはパンサーズに40対7で勝利している。
ダニエルズが退場したのは、この試合で唯一、指揮を執ったドライブをフィールドゴールで締めくくった後のことだった。コマンダースはその結果として10対0とリードを広げている。
『CBS』の放送によると、ダニエルズはX線検査を受けるためにロッカールームへ向かったという。当初、試合復帰のステータスはクエッショナブルとされていたが、最終的には除外となった。
試合後、具体的な情報を持ち合わせていなかったヘッドコーチ(HC)ダン・クインは、次のように述べている。
「ジェイデンに関する最新情報をお伝えすることはできないが、分かり次第すぐにお伝えする。明日にさらなる検査を行い、午後にお集まりいただければ最新情報をお伝えするつもりだ。だが、現時点では何も分かっていない」
パンサーズの次のドライブで、コマンダース守備陣が2プレー目にターンオーバーを強いた後は、QBマーカス・マリオタがダニエルズの代わりに出場。最初のドライブはスリーアンドアウトで終えたものの、ベテランのマリオタは次の3回の攻撃でチームを得点に導いた後にハーフタイムを迎えている。
後半開始時点で27対0とリードしていたコマンダース。ユニフォームを脱いでサイドラインにいたチームメイトに合流したダニエルズがチームの圧勝を見守る中、マリオタは試合の後半にさらに3回の得点ドライブを演出した。
マリオタはパス23回中18回成功で205ヤード、タッチダウン2回、キャリー11回で34ヤードを記録するなど、素晴らしい活躍を見せている。
ダニエルズの母親はソーシャルメディアで息子の状態について「彼は元気です」と投稿。また、『NFL Network(NFLネットワーク)』のキャメロン・ウォルフが報じたところによると、今回のケガは長期的な問題にはならない見込みだという。
サイドラインでの様子もそのことを示しており、ダニエルズは笑顔を浮かべながら歓声を上げる観客に身振りで応じていた。
ドラフト全体2位で指名された新人のダニエルズは、この試合でパス2回中2回を成功させて6ヤード、キャリー3回で50ヤードを記録。
5勝2敗のスタートを切っているコマンダースがその勢いを維持することを目指す中、ダニエルズのケガの状況には今後も注目が集まるだろう。
【RA】