ラインバッカー（LB）アーネスト・ジョーンズがNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）西地区に戻ってくる。

現地23日（水）、テネシー・タイタンズがベテランLBジェローム・ベイカーおよびドラフト4巡目指名権と引き換えに、ジョーンズをシアトル・シーホークスにトレードしたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロがこの取引について知る人物の話をもとに報じた。その後、両チームが正式に発表している。

タイタンズは8月にロサンゼルス・ラムズとのトレードで、2026年ドラフトの5巡目と6巡目の指名権を交換する形でジョーンズを獲得。その2カ月後にドラフト4巡目指名権および他の選手と引き換えにジョーンズをトレードするというのは、ジェネラルマネジャー（GM）ラン・カートンが見事な手腕を発揮した結果だ。水曜朝に報じられたワイドレシーバー（WR）ディアンドレ・ホプキンスのトレードに続いて、カートンGMが11月5日（火）のトレード期限を前にして積極的に動いているのは明らかだ。

ジョーンズはラムズからタイタンズに移った後も素晴らしい活躍を続け、タイタンズ守備陣が試合平均被ヤード（272.2ヤード）でリーグトップに立つのに貢献してきた。6試合を通してタックル44回、タックルフォーロス3回、パスディフェンス2回を記録してきたジョーンズは、3年連続のタックル100回を達成するペースを維持している。

シーホークスはNFC西地区で首位に立っているが、相手に突破される場面もあったため、守備陣中央の補強が急務となっていた。今季、ベイカーは5試合に先発し、タックル37回、タックルフォーロス2回、サック1回を記録している。

ジョーンズは今シーズン、シーホークスの一員としてシーズン第9週と第18週に2回、元所属チームのラムズと対戦するチャンスを得る予定だ。

【RA】