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バイキングスLTクリスチャン・ダリソーが負傷した膝の手術へ、今季終了

2024年10月26日(土) 07:42


ミネソタ・バイキングスのクリスチャン・ダリソー【G. Newman Lowrance via AP】

クリスチャン・ダリソーの2024年シーズンが終わった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたところによると、ミネソタ・バイキングスのレフトタックル(LT)であるダリソーが膝を痛め、シーズン終了となる手術が必要になったとのこと。現地25日(金)にはチームが正式にダリソーを故障者リザーブ(IR)に登録している。

ダリソーはバイキングスが30対20でロサンゼルス・ラムズに敗れたサーズデーナイトフットボールで前半終了間際に膝を負傷し、そのまま試合には戻ってこなかった。その後、MRI検査を受けてダリソーのケガの程度が確認されている。ダリソーに代わって途中出場したのは7年目のベテラン、デビット・クエセンベリーだ。

ダリソーは2024年シーズンにバイキングスが挑んだ7試合すべてに先発出場し、司令塔を務めるサム・ダーノルドのブラインドサイドプロテクターとして活躍、『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』から81.4のオフェンスグレードの評価を受けている。過去2シーズンも同様のレベルのプレーを披露しており、2022年にはキャリアハイとなる90.3を獲得した。

2021年NFLドラフト全体23位指名を受けてバイキングス入りしたダリソーは即座にその価値を証明し、バイキングスに堅実なレフトタックルの存在をもたらした。1シーズンでも最大15試合の出場で、シーズンを通してプレーしたことは一度もないものの、今回の膝のケガによって2024年がキャリアで最も短いシーズンになってしまった。

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