49ersのWRサミュエル(手首/体調不良)がカウボーイズ戦でアクティブに
2024年10月28日(月) 09:02病院のベッドを抜け出してフィールドへ。サンフランシスコ・49ersのワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルが、再びカウボーイズと戦う。
週が始まった際には肺炎のような症状、ならびに肺に水がたまったことで入院していたサミュエルだが、サンデーナイトフットボールに向けて、正式にアクティブとされている。
サミュエルにとっては驚くべき回復ぶりだ。シーズン第7週にカンザスシティ・チーフス戦で最後までプレーしようとしていたサミュエルだが、呼吸に困難が生じていたことから、序盤の3回のスナップのみで戦線を退いていた。
ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンはその翌日の月曜日に、サミュエルが入院したことを明かしている。22日(火)に退院したサミュエルは水曜日の練習に欠席した後、制限付きの練習に2回参加して週を締めくくっており、出場に関してはクエッショナブルの状態だった。
シャナハンHCは、オールプロに選ばれた選手であるサミュエルが、今週の練習セッションを通じてスタミナを蓄えたと話している。そのサミュエルは3勝4敗と振るわぬパフォーマンスになっている49ersでいくつかの役割を担い――特に、クリスチャン・マカフリーが今も離脱している中で――重要な存在となっていた
幸運なことに、サミュエルはフィールド上でタイトエンド(TE)ジョージ・キトルと合流できるだろう。キトルは足の負傷によってクエッショナブルとされていたものの、こちらもアクティブ登録されている。チームトップのキャッチ34回とレシービングタッチダウン5回をマークしているキトルは、その記録をさらに伸ばす準備を整えている。
WRブランドン・アイユークがACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂し、ジュアン・ジェニングスは股関節の負傷によって不在が続く状況で、新人WRリッキー・ピアソルとジェイコブ・カウイングの責任が増すことになるだろう。一方で、グラウンドではランニングバック(RB)ジョーダン・メイソンがチームを率いることになりそうだ。
49ersにとっては手も足も出ないようなシーズンではあるが、バイウイークまでに勝率を.500に戻すチャンスはある。そこからは、広く開かれたNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区で、後半に巻き返していくことは可能だろう。
49ersとカウボーイズの試合は現地27日(日)20時20分【日本時間28日(月)9時20分】にキックオフを迎える。
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