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10月の月間最優秀選手賞にレイブンズQBジャクソン、ライオンズQBゴフらが選出

2024年11月01日(金) 11:36


デトロイト・ライオンズのジャレッド・ゴフ【AP Photo/Rick Osentoski】

10月のNFLトップスターは誰なのか? リーグは毎月、その月の栄誉を称える選手を発表している。今月の月間最優秀選手は下記の通りだ。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門月間最優秀選手
ラマー・ジャクソン(QB/ボルティモア・レイブンズ)

ボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンは、10月も絶好調のシーズンを継続し、2年連続のMVP受賞を期待する声も上がり始めた。10月のジャクソンは128回中86回(成功率67.2%)のパスをコンプリートして、1,241ヤードとタッチダウン12回を記録。一方でインターセプトはわずか1回にとどまり、パサーレーティング126.5を誇る。また、そのフットワークも健在で、この1カ月で193ヤードのラッシングを積み上げている。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門月間最優秀選手
ジャレッド・ゴフ(QB/デトロイト・ライオンズ)

NFC北地区の首位に立つデトロイト・ライオンズをけん引するQBジャレッド・ゴフは、効率の良いプレーを続けている。10月のゴフは驚異的なパス成功率80%を記録し、65回のパスアテンプトのうち失敗はわずか13回。680ヤードを獲得し、タッチダウン8回、インターセプトゼロの安定した成績を残し、パサーレーティング149.8を達成している。

AFCディフェンス部門月間最優秀選手
ウィル・アンダーソンJr.(DE/ヒューストン・テキサンズ)

昨シーズンのAP通信ディフェンス部門年間最優秀新人賞に輝いたディフェンシブエンド(DE)ウィル・アンダーソンJr.は、先月だけで1年目のサック数(7回)に匹敵する活躍を見せた。AFC南地区のトップに立つヒューストン・テキサンズでディフェンスの要として存在感を発揮し、10月にはタックル17回、タックルフォーロス7回、ファンブルリカバリー1回、パスブレイクアップ1回、そしてサック5回を記録している。

NFCディフェンス部門月間最優秀選手
ゼイビア・マッキニー(S/グリーンベイ・パッカーズ)

2024年のフリーエージェント(FA)契約で最もインパクトのあった選手の1人であるセーフティ(S)ゼイビア・マッキニーは、グリーンベイ・パッカーズにとって欠かせない戦力となっている。ボールハンターとしての才能を披露したマッキニーは、先月にインターセプト2回、タックル19回、パスブレイクアップ3回、サック1回、ファンブルリカバリー1回を記録した。

AFCスペシャルチーム部門月間最優秀選手
クリス・ボズウェル(K/ピッツバーグ・スティーラーズ)

引き続き素晴らしいシーズンを送っているキッカー(K)クリス・ボズウェルは、2カ月連続の月間最優秀選手賞受賞となった。ベテランキッカーとしてピッツバーグ・スティーラーズの得点源となり、10月は完璧な成績を収めた。ボズウェルはエクストラポイント10回すべてを成功させ、さらにフィールドゴールも12本中12本成功させている。

NFCスペシャルチーム部門月間最優秀選手
チャド・ライランド(K/アリゾナ・カーディナルス)

ニューイングランド・ペイトリオッツで苦戦していたKチャド・ライランドは、Kマット・プレイターが負傷したことによりアリゾナ・カーディナルスでチャンスをつかんだ。それ以来、ライランドは繰り返しカーディナルスに歓喜をもたらしている。シーズン第5週、第7週、第8週の試合で決勝フィールドゴールを決め、10月中にはエクストラポイント6回すべて成功、さらにフィールドゴールも9本中8本を決めている。

オフェンス部門月間最優秀新人選手
ボー・ニックス(QB/デンバー・ブロンコス)

2024年NFLドラフト全体12位指名のQBボー・ニックスは、ヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンのオフェンスに見事にはまった。10月にはデンバー・ブロンコスを3勝1敗に導き、123回中82回(成功率66.7%)のパスを成功させて870ヤード、タッチダウン7回、インターセプト1回をマーク。さらに、ランでも149ヤードと2回のタッチダウンを稼いでいる。

ディフェンス部門月間最優秀新人選手
ビーニー・ビショップJr.(CB/ピッツバーグ・スティーラーズ)

ドラフト外FAとしてピッツバーグ・スティーラーズに加入したコーナーバック(CB)ビーニー・ビショップJr.は、ディフェンス陣のプレーメーカーとして成長を遂げている。10月にはタックル16回、パスブレイクアップ5回、インターセプト3回、タックルフォーロス2回を記録した。今シーズン8試合に出場し、そのうち3試合で先発。特に直近2試合での先発ではスティーラーズの連勝に貢献し、ビショップJr.はその間に3つのインターセプトを決めている。

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