7連敗がデニス・アレンの運命を決定づけた。

地区ライバルであるカロライナ・パンサーズに23対22で惜敗したニューオーリンズ・セインツが現地4日（月）、ヘッドコーチ（HC）を務めたアレンを解任した。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが情報筋の話として報じたあと、チームがこれを正式に公表した。

セインツはスペシャルチームコーディネーターのダレン・リジーを暫定ヘッドコーチに任命している。

セインツオーナーのゲイル・ベンソンは声明の中で次のように述べた。

「デニスはこの組織に長年にわたって携わってきた。NFLにおいて非常に評価が高く、われわれにとっても忠実でプロフェッショナルであり、何より、素晴らしいフットボールコーチだった。今日という時は私自身にとっても、この組織にとっても非常につらい。しかしながら、この決断は今この瞬間に必要なものだと感じている。デニスと彼のご家族の未来に幸多からんことを願う。私はもちろん、組織の全員から、今後もずっと最高の敬意を受け続けるだろう」

アレンは2022年にショーン・ペイトンがヘッドコーチを離れてから、セインツで7シーズンにわたって務めた守備コーディネーター（DO）からヘッドコーチの役目に就いていた。

ヘッドコーチとしての戦績は43試合して18勝25敗（勝率.419）だ。

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