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シーズン最初の8試合を欠場した49ersのRBマカフリーが練習復帰

2024年11月05日(火) 08:40


サンフランシスコ・49ersのクリスチャン・マカフリー【AP Photo/Scot Tucker】

ランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーが切望されていた2024年シーズンデビューに向けて大きな一歩を踏み出した。

サンフランシスコ・49ersが現地4日(月)にマカフリーの21日間の練習期間を正式に開始している。

マカフリーはふくらはぎとアキレス腱(けん)のケガでトレーニングキャンプから離脱しており、49ersは今後21日以内にマカフリーのアクティブロースターへの登録を判断することになる。

ここまでの道のりは長く、曲がりくねっていた。

トレーニングキャンプ開始時、49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンはマカフリーがふくらはぎのケガで練習を数週間休む可能性が高く、予防措置としてプレシーズンではプレーしないと発表。しかし、マカフリーは驚くべきことにシーズン初戦でインアクティブとなり、最終的に故障者リザーブ(IR)に登録された。当初は軽傷と思われていたものの、49ersが慎重に対応する中で、そのケガは深刻な懸念に発展している。

マカフリーは長引くケガに対して専門的な治療を受けるためにドイツまで足を運んだ。

マカフリーの練習期間を開始した今、49ers(4勝4敗)はそれができるだけ早くシーズンデビューにつながることを期待している。

マカフリーが不在の間、代役を務めたジョーダン・メイソンは期待以上の活躍を見せ、8試合で685ヤードを獲得。メイソンはシーズン第8週に肩を負傷したが、新人のアイザック・ゲレンドも良いパフォーマンスを発揮した。

とはいえ、昨季にAP通信NFLオフェンス部門年間最優秀選手賞を獲得し、NFLのラッシングチャンピオンにも輝いたマカフリーの復帰を見過ごすわけにはいかない。

マカフリーは2022年シーズン中にカロライナ・パンサーズとのトレードで移籍して以来、エンドゾーンに対する勘の鋭さ、デュアルスレット能力、全体的なプレースタイルで49ersの攻撃面の成功に大きく貢献してきた。

今のところ、マカフリーはまだ復帰していないが、大きく一歩前進している。

【RA】