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カウボーイズが2025年ドラフト5巡目指名権と引き換えにパンサーズからWRミンゴを獲得

2024年11月06日(水) 09:50


ジョナサン・ミンゴ【NFL】

3勝5敗という成績にもかかわらず、ダラス・カウボーイズはトレード期限に選手を手放すのではなく獲得する動きに出ており、カロライナ・パンサーズからワイドレシーバー(WR)ジョナサン・ミンゴを手に入れる取引を成立させた。

現地5日(火)、カウボーイズはミンゴおよび2025年ドラフト7巡目指名権を獲得するために、2025年ドラフト5巡目指名権をパンサーズに送ると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話をもとに報道。その後、カウボーイズが正式にこのトレードを発表した。

2023年NFLドラフトの2巡目(全体39位)でパンサーズに指名された23歳のミンゴは、新人として15試合に出場し、そのうち14試合で先発を務め、キャッチ43回(ターゲット85回)、418ヤードを記録した。しかし、2024年シーズンにミンゴの役割は減少しており、9試合に出場(うち5試合に先発出場)して攻撃スナップの約半分に参加し、キャッチ12回で121ヤードという数字を残している。

身長約188cm、体重約100kgのミンゴはこれまでにNFLで24試合に出場しているが、タッチダウンキャッチを決めたことはまだない。ミンゴはこれまでに一度だけカウボーイズ戦に臨んだことがあり、昨シーズン第11週での対決ではターゲット6回でキャッチ1回、6ヤードを記録した。

火曜日にトレードが報じられる直前、カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズは毎週出演しているラジオ番組『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』で、ドラフト前に気に入っていたが指名できなかったレシーバーをトレードで獲得する予定だと予告していた。そのレシーバーとはおそらくミンゴのことであり、カウボーイズは2023年ドラフト2巡目でタイトエンド(TE)ルーク・スクーンメイカーを指名している。

ジョーンズはトレード期限を前にして「売るつもりはない。その主張を証明するつもりだ。私たちは売るのではなく、買うつもりだ」と述べていた。

ミンゴはミシシッピ大学で4年間プレーし、通算で41試合に出場してキャッチ112回、1,758ヤード(平均15.7ヤード)、タッチダウン12回を記録。2023年NFLスカウティングコンバインでは40ヤード走で4.46秒、ベンチプレス22回、走り幅跳び約328cm、垂直跳びで約100cmという好成績を残し、自身の評価を高めた。

【RA】