ベンガルズがベアーズとのトレードでRBハーバートを獲得、RBモスは無期限の離脱
2024年11月06日(水) 10:09ランニングバック(RB)ザック・モスが首を負傷したのを受け、シンシナティ・ベンガルズが新たにランニングバックを加えている。
ベンガルズがシカゴ・ベアーズとのトレードでRBカリル・ハーバートを獲得すると、『NFL Network(NFL Networkネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話として現地5日(火)に伝えた。ベアーズはこの見返りとして、2025年のドラフト7巡目指名権を送るという。
その後、ベアーズもこのトレードについて発表している。
かつてドラフト6巡目で指名を受けたハーバートは、バックフィールドでチェイス・ブラウンを補完する存在としてベンガルズにパワーをもたらしていた。シカゴでの4シーズンで、ハーバートは1,791ヤードとタッチダウン9回を記録。今季はデプスチャートの下位に沈んでいたことから、26歳のハーバートはわずかラン8回、16ヤード、タッチダウン1回にとどまっていた。
ベアーズは今後、ディアンドレ・スイフト、ロション・ジョンソン、トラビス・ホーマーをバックフィールドに据えて歩んでいく。
このトレードによって、モスの状況がいくらか明らかになった。ヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーは月曜日に、モスは首の負傷で無期限に離脱するとコメント。実際、モスはレギュラーシーズンの残る試合を欠場することが見込まれていると、ペリセロと『NFL Network』のマイク・ガラフォロが火曜日に伝えており、後に、モスは正式に故障者リザーブ(IR)に置かれている。
ベンガルズがトレードでランニングバックを獲得したという事実が、モスの負傷が長期にわたるものであることを示唆している。
これからもベンガルズのトップバックであり続けるブラウンは、シーズン第9週にラスベガス・レイダースを下した試合でキャリアハイのキャリー27回、120ラッシングヤードをマークする傍ら、37レシービングヤードとタッチダウン1回も決めている。ブラウンはあらゆる状況で能力を示してきた。しかしながら、ハーバートのような選手の加勢を得ることで、ベンガルズはショートヤーデージやゴールライン付近での状況でパワーアップするだろう。
ベンガルズは現地木曜日の夜に地区ライバルのボルティモア・レイブンズと戦う予定だ。クオーターバック(QB)ジョー・バロウとチーム一同は、プレーオフ進出を目指して勝率を.500に戻すことを狙う。
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