ハムストリング負傷のQBプレスコットはIR入りする「可能性が高い」とカウボーイズオーナー
2024年11月06日(水) 11:15現地5日(火)、ダラス・カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズがクオーターバック(QB)ダック・プレスコットは故障者リザーブ(IR)に登録される可能性が高いと述べた。故障者リザーブに登録されれば、プレスコットは少なくとも4試合の欠場を余儀なくされる。
ジョーンズは毎週出演しているラジオ番組『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』で「彼をIRに登録する可能性は高い。リハビリの経過を見守るつもりだ」と述べた。
しかし、プレスコットの状態を見る前から、カウボーイズはプレスコットが数週間にわたって欠場することに備えているようだ。
「これは長期にわたる問題だから、いつ頃になるかを予測するのは控えたい」とジョーンズは話している。
プレスコットは日曜日に27対21で敗れたアトランタ・ファルコンズ戦でハムストリングを負傷。ファルコンズに2スコア差をつけられていた中で、第4クオーター序盤に退場した。プレスコットはこの試合でパス24回中18回成功、133ヤード、1タッチダウンを記録し、さらに3回のキャリーで30ヤードを獲得している。
代役を務めたクーパー・ラッシュはパス25回中13回を成功させて115ヤード、1タッチダウンをマークした。
成績不振に加え、プレスコットが負傷したにもかかわらず、カウボーイズは火曜日に2025年のドラフト指名権と引き換えに、カロライナ・パンサーズからワイドレシーバー(WR)ジョナサン・ミンゴを獲得している。
カウボーイズはシーズン第10週にフィラデルフィア・イーグルス、第11週にヒューストン・テキサンズをホームで迎え撃ったあと、第12週に敵地でワシントン・コマンダースと対戦し、再びホームに戻ってニューヨーク・ジャイアンツとのサンクスギビングゲームに臨む予定だ。カウボーイズはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区で3位につけており、2位のイーグルスには3ゲーム差をつけられている状態だ。
IRに登録されれば、プレスコットは前述した4試合をすべて欠場することになる。
数週間後に31歳になるラッシュは、キャリアを通してカウボーイズの一員として6試合に先発出場しており、それらはいずれも2021年シーズンと2022年シーズンでのことだった。ラッシュが先発した試合でカウボーイズは5勝1敗の成績を収めている。ラッシュはキャリア通算でパス275回中165回成功(成功率60.0%)、1,786ヤード、タッチダウン9回、インターセプト6回を記録。最も大きな活躍を見せたのは2022年シーズンで、プレスコットが負傷していた際にカウボーイズを4連勝に導いた。
【RA】