レイダースが元HCノーブ・ターナーをシニアアドバイザーとして採用
2024年11月06日(水) 11:45ラスベガス・レイダースはシーズン途中にコーチング体制を大幅に変更し、長年にわたってNFLでコーチを務めてきたノーブ・ターナーを迎え入れている。
現地5日(火)、かつてヘッドコーチ(HC)を務めていたターナーがシニアアドバイザーとしてチームに戻ってくるとレイダースが発表した。さらに、ターナーの息子であるスコットがパスゲームコーディネーターから暫定攻撃コーディネーター(OC)に昇進し、ジョー・フィルビンが暫定オフェンシブラインコーチに就任している。
レイダースは日曜日に行われた試合でシンシナティ・ベンガルズに大敗を喫したことを受け、攻撃コーディネーターのルーク・ゲッツィ、クオーターバック(QB)コーチのリッチ・スカンガレッロ、オフェンシブラインコーチのジェームス・クレッグを解雇した。
ダラス・カウボーイズの攻撃コーディネーターとして2度スーパーボウル制覇を経験しているノーブ・ターナーは、故アル・デービスがオーナーを務めていた中で2004年から2005年にかけてレイダースのヘッドコーチを務め、その2シーズンで9勝23敗という成績を残した。NFLで15シーズンにわたってヘッドコーチを務めてきたターナーは、ワシントン・レッドスキンズ(現コマンダース)、オークランド・レイダース、サンディエゴ・チャージャーズ(現ロサンゼルス・チャージャーズ)で114勝122敗1分の成績を残している。
オフェンスの指導者としてNFLの中でも特に高く評価されているターナーは、アントニオ・ピアースHCによって解雇された3人のアシスタントが残した空白を埋める手助けをするだろう。
72歳のターナーはカロライナ・パンサーズで攻撃コーディネーターを務めた後、2019年に同チームでヘッドコーチの特別アシスタントに就任したが、2020年以降はNFLでの職についていなかった。
【RA】