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“MAGA”帽子着用でNFLのユニフォームおよび装備規定に違反した49ersのDEボサに172万円の罰金

2024年11月10日(日) 10:29


サンフランシスコ・49ersのニック・ボサとブロック・パーディー【Paul Spinelli via AP】

現地9日(土)、サンフランシスコ・49ersのスターディフェンシブエンド(DE)ニック・ボサが試合後のテレビインタビュー中にドナルド・トランプを支持するメッセージが入った帽子を着用したとして、NFLから罰金を科されたと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話をもとに報じた。

ラポポートとペリセロによると、ボサは個人的なメッセージが書かれた帽子をかぶったことでNFLのユニフォームおよび装備に関する規定に違反し、1万1,255ドル(約172万円)の罰金を科されたとのこと。

ボサは10月27日にダラス・カウボーイズに勝利した後、クオーターバック(QB)ブロック・パーディーが『NBC』のインタビューを受けているところに突然姿を現し、自身の白い帽子に書かれた“Make America Great Again(米国を再び偉大な国にする)”というメッセージを指差して大統領選挙の候補者であるトランプ氏への支持を示した。

NFLの規定では、“試合当日、スタジアムやテレビの視聴者から見える時間帯(試合前のウオームアップやベンチエリア、ロッカールームやフィールドで行われる試合後のインタービューを含む)において、選手がリーグ事務局の事前承認なしに、文字やイラストによる個人的なメッセージを身につけたり、表示したり、その他の方法で伝達することは禁止されている”と定められている。

2023年9月に5年1億7,000万ドル(約259億5,815万円)の契約延長に合意したボサは、先週に自身の行動が罰金の対象になる可能性があることを認識していると述べた。

ボサは「それだけの価値があった」とコメントしている。

【RA】