手術で修復した膝に処置を受けたバイキングスQBマッカーシー
2024年11月14日(木) 08:31ミネソタ・バイキングスのヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルが現地13日(水)に報道陣に対し、新人クオーターバック(QB)J.J.マッカーシーが最近、手術で修復した膝に処置を受けたと明かした。
マッカーシーは8月にシーズン終了につながる手術を受け、断裂した半月板を修復。リハビリを行う中で膝に“少しの腫れ”があることにトレーニングスタッフが気付いたとオコンネルHCは水曜日に話している。
オコンネルHCは「私たちはただ、不安材料がないことを確認したかっただけだ。どの報告もとてもポジティブな内容で、当初の予定通りだし、順調だ。彼の状態にとても満足している」と述べた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロは水曜日に、マッカーシーが膝の処置の一環として、治癒プロセスを促進し、回復が順調に進むようにするために生物学的製剤の注射も受けたと報じている。
ラポポートとペリセロによれば、マッカーシーは来年のトレーニングキャンプ開始時には間に合う見込みで、今後も必要に応じてチーム施設でのミーティングに参加する予定だという。
2024年ドラフトの全体10位で指名されたマッカーシーは、8月にプレシーズン初戦で印象的な活躍を見せたが、試合後の練習を欠席。その原因は当初、膝の痛みだと考えられていた。
マッカーシーの負傷により、トレーニングキャンプでのQB争いは早々に終了。ベテランQBサム・ダーノルドがこれまでの9試合すべてに先発出場しており、バイキングスを7勝2敗の好スタートに導いてキャリアの復活を楽しんでいる。
バイキングスは17日(日)アメリカ東部時間13時【日本時間18日(月)3時】にテネシー・タイタンズ(2勝7敗)と対戦する予定だ。
【RA】