シーズン第10週の最優秀選手賞にレイブンズQBジャクソン、カーディナルスQBマレーらが選出
2024年11月14日(木) 12:05リーグは毎週水曜日に週間最優秀選手を発表している。シーズン第10週の栄誉に輝いた選手たちは以下の通り。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ラマー・ジャクソン(QB/ボルティモア・レイブンズ)
ディビジョンライバルのシンシナティ・ベンガルズに対し、ボルティモア・レイブンズが35対34の大逆転勝利を収めたこの試合で、クオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンがチームを引っ張った。ジャクソンは10ヤードの鮮やかなランでタッチダウンを決めてオフェンスに火をつけ、さらに4つのタッチダウンパスで一気にリードを奪取。MVP連続受賞に向けて勢いを増すジャクソンは、この試合でも25回中33回(成功率75.8%)のパスを通し、290ヤードとタッチダウン4回(6ヤード、84ヤード、18ヤード、5ヤード)を記録した。インターセプトゼロに加え、ランでも33ヤードを稼いでいる。21対7でリードを許して迎えた第3クオーターからの逆転劇、その中心にいたのはやはりジャクソンだった。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
カイラー・マレー(QB/アリゾナ・カーディナルス)
首位に立つアリゾナ・カーディナルスをけん引するQBカイラー・マレーが、現地10日(日)のニューヨーク・ジェッツ戦で3つのタッチダウンを挙げ、31対6の圧勝劇を演出した。この日、マレーのパスは冴えわたり、17連続パス成功を含む驚異の成功率91.7%(24回中22回成功)で266ヤードとタッチダウン1回を記録し、インターセプトはなし。さらに、自らの足でラッシングタッチダウンを2回決め、21ヤードを稼いでいる。
AFCディフェンス部門週間最優秀選手
タロン・ジョンソン(CB/バッファロー・ビルズ)
バッファロー・ビルズのコーナーバック(CB)タロン・ジョンソンが、日曜日のインディアナポリス・コルツ戦で試合の初得点を挙げ、チームを30対20の勝利へと導いた。ジョンソンは23ヤードのピックシックスで流れを引き寄せ、さらにタックル3回、パスブレイクアップ2回、サック1回を決める素晴らしい働きを見せた。
NFCディフェンス部門週間最優秀選手
ザック・バウン(LB/フィラデルフィア・イーグルス)
フィラデルフィア・イーグルスのラインバッカー(LB)ザック・バウンは、日曜日のダラス・カウボーイズ戦で34対6の大勝に貢献し、チーム最多となるタックル8回をマーク。さらに、フォースドファンブル2回、ファンブルリカバー1回、タックルフォーロス1回を記録している。
AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
レオ・シェナル(LB/カンザスシティ・チーフス)
カンザスシティ・チーフスのラインバッカー(LB)レオ・シェナルがデンバー・ブロンコスのフィールドゴールをブロックしたことで、チームは16対14で勝利し、今季の無敗記録をさらに伸ばした。シェナルはこの試合で4回のタックルも記録しており、最後はチームメイトとともにブロンコスのラインを突破。その伸ばした腕で、逆転を狙ったキッカー(K)ウィル・ラッツのフィールドゴールを見事に阻止し、チーフスの危機を救った。
NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ジェイク・ベイツ(K/デトロイト・ライオンズ)
デトロイト・ライオンズのKジェイク・ベイツが、ヒューストン・テキサンズと対戦したサンデーナイトゲームで、試合終了間際に52ヤードのフィールドゴールを決めてチームに26対23の逆転勝利をもたらした。ライオンズは一時23対7と大きくリードを許していたが、ベイツが58ヤードのフィールドゴールを決めて同点に追いつき、最後も50ヤードを越えるキックを成功させて試合を決めた。さらに、2本のエクストラポイントも完璧に決め、完ぺきなパフォーマンスを披露した。
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