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股関節負傷のジャイアンツWRネイバースがバッカニアーズ戦出場へ

2024年11月24日(日) 23:31


ニューヨーク・ジャイアンツのマリク・ネイバース【Kevin Sabitus via AP】

ニューヨーク・ジャイアンツのワイドレシーバー(WR)マリク・ネイバースは股関節を痛めているが、現地24日(日)のタンパベイ・バッカニアーズ戦でプレーする予定だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。

ネイバースの名前は金曜日の故障者報告に突然現れており、股関節のケガは練習を休まねばならないほどだったようで、ステータスはクエッショナブルとなっていた。

それでも、キャリア9戦目の試合に出ることはできるようで、試練が続くチームに、61回のキャッチ、607ヤードと3回のタッチダウンを獲得している力を提供しようとしている。

月曜日の朝、ジャイアンツは2019年から彼らのクオーターバック(QB)を務めてきたダニエル・ジョーンズを下げて、トミー・デヴィートを司令塔に進むことを決めた。

ジョーンズはスカウトチームのセーフティ(S)として1日練習した後、リリースを要請し、金曜日にそれを認められた。

これからはデヴィートがビッグブルーを安定させるかじ取りを任されることになり、そのためのウイングマンとしてネイバース以上の相手はいないだろう。今年のドラフト全体6位で指名を受けたネイバースはこのところ、2桁のキャッチと3桁のレシーブヤードをたたき出した2試合を含むシーズン序盤ほどの活躍はしていなかったものの、それでも過去3回の試合で平均ターゲット11回以上、キャッチ7回と60ヤード以上を記録している。

バッカニアーズは被パスヤードが3番目に多く、エアに弱いことを考えると、ネイバースを多用することはデヴィートにとって得策と言える。また、ワイドアウト仲間のワンデール・ロビンソンやダリウス・スレイトンにとっても、チャンスが開けるはずだ。

2勝8敗、シーズンをスタートしたQBがいなくなり、プレーオフ進出の可能性が1%未満となっているジャイアンツは、残りのシーズンで嫌われ役を演じながら、将来に向けた最善のピースを模索していくしかなさそうだ。

4勝6敗のバッカニアーズを相手に、日曜日のアメリカ東部時間13時【日本時間25日(日)3時】から、ジャイアンツはそのプロセスを続けることになる。

【M】