上腕二頭筋負傷のビルズLBミラノがIRから復帰、49ers戦出場の見込み
2024年12月01日(日) 09:12現地1日(日)夜にバッファロー・ビルズ対サンフランシスコ・49ers戦が行われるニューヨーク州オーチャードパークでは降雪が予想されており、そこではオールプロ選出経験を誇るビルズのラインバッカー(LB)が復帰を果たすと見込まれている。
上腕二頭筋を負傷していたマット・ミラノが故障者リザーブ(IR)からアクティブ登録され、49ers戦で待望の復帰を果たすと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが土曜日に情報筋の話をもとに報道。その後、ビルズがミラノのアクティブ登録を正式に発表している。
1週間を通して練習にフル参加していたミラノは、2つの大きなケガを乗り越え、1年以上ぶりに試合に出場する予定だ。
ミラノはトレーニングキャンプ中に上腕二頭筋を断裂。2023年シーズン第5週に膝と脚のケガで残りの試合を欠場することになり、その回復を目指していたことを考慮すると、7年のキャリアを持つベテランのミラノにとっては大きな痛手となった。
最初に上腕二頭筋断裂と診断された際、シーズン途中の復帰は未定とされていたが、ミラノが2024年シーズン終盤に向けてチームに復帰する準備は整った。復帰早々、ミラノは49ers戦での勝利を通じて、ビルズの5年連続となるAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区タイトル獲得に貢献することを目指すだろう。
ミラノの復帰は、2024年シーズン中に彼が不在の間も堅実なパフォーマンスを見せていたビルズ守備陣を後押しするはずだ。クオーターバック(QB)ジョシュ・アレン率いるオフェンス陣がターンオーバーを最小限に抑えたこともあり、ビルズはリーグで最も優れたターンオーバー差(+14)を記録しており、ディフェンスは21回のターンオーバーを強いている。また、ビルズ守備陣は相手の得点を試合平均19.5点に抑え、NFLで7位につけている状態だ。
最後のフルシーズンとなった2022年シーズンに、ミラノはタックル99回、サック1.5回、インターセプト3回(うちピックシックス1回)、パスブレークアップ11回、ファンブルリカバリー2回を記録し、キャリア初のオールプロ選出を果たした。
ハイマーク・スタジアムでプライムタイムに行われる試合で降雪が予想される中、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の常連強豪と印象的な対戦を繰り広げる舞台は整っている。ミラノの復帰はバッファローの興奮をさらに高める要素となるだろう。
ビルズ(9勝2敗)と49ers(5勝6敗)の試合は日曜日のアメリカ東部時間20時20分【日本時間2日(月)10時20分】にキックオフの予定だ。
【RA】