アリゾナ・カーディナルスのダリウス・ロビンソンが31番目、そして2024年NFLドラフトの1巡目指名を受けた最後の選手としてルーキーデビューする。

ロビンソンはシーズン開幕からふくらはぎのケガで出場していなかったが、現地日曜日の重要なミネソタ・バイキングス戦で、初めてNFLのスナップを受けることになると『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが“NFL GameDay Morning（NFLゲームデー・モーニング）”の中で伝えた。

ディフェンシブエンド（DE）のロビンソンはミズーリ大学出身の23歳。ドラフトでは全体27位で指名された。カーディナルスは1巡目で最初にワイドレシーバー（WR）マーヴィン・ハリソンJr.（全体4位）を指名し、続いてロビンソンを選んだ。

ロビンソンの正式なNFLデビューが遅れたのは、8月にふくらはぎを痛めて故障者リザーブ（IR）にいたためだ。10月28日（月）にIRを外れてアクティブ登録されたが、チームは実戦投入を慎重に判断した。

そのデビュー戦が重要なマッチアップとなるバイキングス戦で実現する。カーディナルスにとっては大接戦となっているNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）西地区で生き残るために勝利が必要となる。

日曜日にロビンソンが初めてのスナップを受ければ、今シーズンにプレーする31番目の2024年1巡目指名メンバーとなる。そのデビューの相手がバイキングスだというのはいささか奇妙な巡り合わせだ。バイキングスのクオーターバック（QB）J.J.マッカーシーは膝のケガでシーズン終了となっているため、ロビンソンが最後にデビューする1巡目指名選手となることが確定しているためだ。

カーディナルス（6勝5敗）対バイキングス（9勝2敗）のキックオフは日曜日のアメリカ東部時間13時【日本時間2日（月）3時】を予定している。

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