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49ersのRBマカフリーがIR入り、少なくとも6週間離脱へ

2024年12月03日(火) 08:43


サンフランシスコ・49ersのクリスチャン・マカフリー【Kevin Sabitus via AP】

ランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーの2024年シーズンは遅れて始まり、早くも終わりを迎えそうだ。

現地2日(月)、サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンが日曜夜に35対10で敗れたバッファロー・ビルズ戦でPCL(後十字靭帯/こうじゅうじじんたい)を負傷したマカフリーを故障者リザーブ(IR)に登録したと発表。

シャナハンHCはマカフリーのケガに手術の必要はないが、少なくとも6週間は欠場するとつけ加えている。レギュラーシーズンが残り5週間となる中、49ersが見込み薄と見られるプレーオフ進出を果たさない限り、マカフリーが今季中の復帰を果たすことはないだろう。

また、シャナハンHCはバックアップRBジョーダン・メイソンもハイアンクルスプレインが原因でIRに登録したと明かした。2024年シーズンの残りはアイザック・ゲレンドが49ersのリードバックを務めることになるだろう。

昨シーズンにAP通信オフェンス部門年間最優秀選手賞に輝いたマカフリーは、ふくらはぎとアキレス腱(けん)のケガで9月にIRに登録され、シーズン第10週に今季初出場を果たした。今後は膝のケガからの回復を目指さなければならず、49ersはマカフリーの将来を懸念せざるを得なくなっている。

マカフリーは4試合で348スクリメージヤードを獲得し、タッチダウンは0回だった。

2025年、マカフリーは29歳としてチームに戻り、1,620万ドル(約24億2,527万円)の報酬を受け取ることになっている。

厳しいシーズンを過ごしている49ersは、攻守両面から負傷者が相次ぎ、5勝7敗という成績でプレーオフ進出の可能性も極めて低い状態にある。そうした中、マカフリーの今年2度目の大きなケガは2025年に向けての多くの疑問の1つに過ぎないだろう。

マカフリーは2022年に行われたカロライナ・パンサーズとのトレードで49ersに加入。パンサーズ時代にはNFL屈指のデュアルスレットRBとして頭角を現したが、2020年と2021年にはケガに悩まされていた。49ersに加入してからは状況が変わり、今年に入るまでケガによる欠場はなかった。

マカフリーとメイソンはRBイライジャ・ミッチェル、ワイドレシーバー(WR)ブランドン・アイユーク、ディフェンシブタックル(DT)ジャボン・ハーグレイブ、セーフティ(S)タラノア・フファンガに続き、今季絶望となっている。また、クオーターバック(QB)ブロック・パーディー、ディフェンシブエンド(DE)ニック・ボサ、オフェンシブタックル(OT)トレント・ウイリアムスも今季はケガで欠場を余儀なくされてきた。

【RA】