膝の負傷で途中退場したレイダースQBオコンネル、骨挫傷との診断
2024年12月10日(火) 09:12ラスベガス・レイダースのクオーターバック(QB)エイダン・オコンネルが見舞われた膝のケガは、当初の予想よりもはるかに軽症であることが判明した。
現地9日(月)にMRI検査を受けた結果、オコンネルは日曜日に敗れたタンパベイ・バッカニアーズ戦で骨挫傷を負ったことが判明したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話をもとに報道。シーズン第14週の試合を左脚にエアキャストを装着した状態で退場したにもかかわらず、オコンネルは奇跡的にも次の月曜日に行われる試合に向けて除外されていない。
バッカニアーズに敗れた後、レイダースのヘッドコーチ(HC)アントニオ・ピアースはオコンネルの膝のケガについて「良くないようだ」と述べていたが、月曜日には状況がずいぶんと好転したようだ。
ピアースHCは月曜日に、オコンネルが1週間後に出場できない場合はデズモンド・リッダーが司令塔を務め、元所属先であるアトランタ・ファルコンズとの対決に臨むと明言。オコンネルが欠場すれば、リッダーがレイダースの今季3人目の先発QBとなる見込みだ。
今季はレイダースのクオーターバックにとって厳しいシーズンとなっている。オコンネルはシーズン第7週に親指を骨折した後、ガードナー・ミンシューがシーズン第12週に鎖骨を骨折して今季絶望となったタイミングで故障者リザーブ(IR)から復帰した。
その後、オコンネルはバッカニアーズに28対13で敗れた試合の第3クオーターで再び負傷。右に移動しながらワイドレシーバー(WR)ジャコビ・マイヤースに8ヤードのパスを通したオコンネルは、その1歩か2歩遅れたタイミングでバッカニアーズのディフェンシブタックル(DT)カライジャ・デメトリアス・カンシーに背中を強く押された。
最悪の事態に備え、オコンネルは左脚をエアキャストで固定した状態で、カートに乗せられてフィールドを後にしている。
プレシーズンの先発争いでミンシューに敗れた後、シーズン第6週にミンシューと交代し、親指を骨折するまで先発を務めたオコンネルの2年目のシーズンは、これからも続くかもしれない。
2024年、オコンネルは6試合中4試合で先発を務め、パス成功率63.2%、899ヤード、タッチダウン4回、インターセプト3回を記録している。
【RA】