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イーグルスQBハーツが脳しんとうでコマンダース戦を途中離脱(試合結果情報あり)

2024年12月23日(月) 06:53


フィラデルフィア・イーグルスのジェイレン・ハーツ【AP Photo/Daniel Kucin Jr.】

フィラデルフィア・イーグルスのクオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツが脳しんとうのため、現地22日(日)に行われたワシントン・コマンダース戦から除外された。

ハーツは第1クオーター中盤に、13ヤードを走った際にヒットを受けて途中離脱。

青い医療用テントに入ったものの、ヘルメットをかぶって出てきたハーツはすぐにでも試合に復帰できる様子をうかがわせていたが、ロッカールームに誘導されてさらなる検査を受けている。イーグルスは第2クオーター開始直後にハーツの退場を正式に発表した。

ハーツ離脱後はバックアップQBを務めるケニー・ピケットが出場し、引き継いだドライブで3回のパスをすべて通すとともに、A.J.ブラウンに4ヤードのタッチダウンパスをつないでイーグルスのリードを14対0に広げた。

しかしながら、次のイーグルスのポゼッションでピケットがインターセプトを喫し、コマンダースに得点圏からの攻撃を許してしまう。チャンスを得たコマンダースは4回のプレーでタッチダウンを決めて7点差に詰め寄った。

ハーツ不在の痛手は大きく、結局、イーグルスは後半にタッチダウンを得られず、フィールドゴールのみで12点を追加するも、土壇場でタッチダウンと2ポイントコンバージョンを決められてしまい、試合は33対36でコマンダースが制している。

イーグルスの敗戦により、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区優勝は持ち越しとなったが、残るシーズン第17週か第18週のいずれかに勝ち星を得られればイーグルスは少なくともプレーオフの1試合をホームで戦うことが可能だ。

イーグルスは1週間後に本拠地で地区ライバルのダラス・カウボーイズと対戦することになっている。

【C】