レイダースTEバワーズが新人TEとして史上3番目の1,000ヤード超えと史上初のキャッチ100回を達成
2024年12月23日(月) 08:30素晴らしいキャリア1年目を過ごしてきたブロック・バワーズが歴史的な記録を残した。
ラスベガス・レイダースのタイトエンド(TE)バワーズが現地22日(日)に19対14で勝利したジャクソンビル・ジャガーズ戦でシーズン通算1,000レシーブヤードを突破。この偉業を成し遂げたNFL史上3人目の新人タイトエンドとなった。
バワーズは第1クオーターにクオーターバック(QB)エイダン・オコンネルから32ヤードのパスを受け、1,000ヤードに到達。今シーズン、その記録を達成した初めての新人パスキャッチャーとなった。第4クオーターには、今回の試合で10回目、今季通算で100回目のキャッチを決め、シーズン通算100回のキャッチを記録した史上初の新人タイトエンドになっている。
2024年NFLドラフト全体13位でレイダースに指名されたバワーズは、シカゴ・ベアーズのマイク・ディトカ(1961年、1,076ヤード)とアトランタ・ファルコンズのカイル・ピッツ(2021年、1,026ヤード)に次いで、1,000ヤード以上を記録した1年目のタイトエンドとなった。
バワーズは今回の試合でキャッチ11回、99ヤードをマークし、シーズン通算記録をキャッチ101回、1,067ヤードに伸ばしている。レイダースはシーズン第17週にニューオーリンズ・セインツと対戦する予定だ。バワーズがディトカの記録を破るにはあと10ヤードを稼ぎ、ロサンゼルス・ラムズのワイドレシーバー(WR)プカ・ナクアが昨季に記録した新人選手(ポジションを問わない)による最多キャッチ数(105回)を上回るにはあと5回のキャッチを決める必要がある。
レイダースは厳しいシーズンに直面しているが、バワーズはシルバー&ブラックのユニフォームを着て輝きを放っている。
2週間前、バワーズはデトロイト・ライオンズのTEサム・ラポルタの記録を抜き、新人TEのレシーブ数でリーグ史上最多記録を樹立した。
レイダースは苦戦を強いられているものの、バワーズの最終成績によって残りの試合は興味深いものになるだろう。
最終的な成績がどうであれ、バワーズはすでに歴史を作っており、来シーズン以降が楽しみになる理由をレイダースファンに与えている。
【RA】