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ブラウンズDEギャレットがブルース・スミスと並ぶ史上4番目の速さでサック100回を達成

2024年12月23日(月) 09:23


クリーブランド・ブラウンズのマイルズ・ギャレット【AP Photo/Kareem Elgazzar】

クリーブランド・ブラウンズのディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットがエリート選手たちに仲間入りすることになった。その中には、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区のライバルも含まれている。

現地22日(日)、ギャレットはシンシナティ・ベンガルズに24対6で敗れた試合の第2クオーターでクオーターバック(QB)ジョー・バロウを倒し、キャリア通算100回のサックを達成した。

この試合に臨むまでに99.5回のサックを記録していたギャレットは、115試合目でサック100回の大台に到達。ギャレットはサックがNFLの公式記録となった1982年以降で、殿堂入りしたブルース・スミスと並ぶ歴代4位タイの速さでこの偉業を成し遂げた。オールプロに選出された経歴を持つギャレットより速くこの記録に到達したのは、殿堂入りしたレジー・ホワイト(96試合)、ライバルチームであるピッツバーグ・スティーラーズのT.J.ワット(109試合)、殿堂入りしたデマーカス・ウェア(113試合)だけで、ワットは今シーズンに入ってから3ケタの大台に到達している。

昨季のAP通信ディフェンス部門年間最優秀選手賞に選ばれたギャレットは、29歳の誕生日を迎える前にこの記録を達成した初の選手となった。ギャレットは今年の12月29日(日)に29歳になる。

今回の試合のわずか4試合前、ブラウンズがスティーラーズを破った試合で3回のサックを記録してキャリア通算サック数を98.5回に伸ばしたギャレットは、2021年ディフェンス部門年間最優秀選手賞を獲得したワットに対して、優越感を感じることができた。

ギャレットがこの偉業を成し遂げる際の相手がバロウだったのは、ふさわしいことだったと言えよう。今回はバロウに対するキャリア通算9回目のサックとなり、それはギャレットが1人のクオーターバックに対して決めたサック数として最も多い数だ。

ブラウンズがプレーオフに進出するシーズンを過ごそうが、期待外れのシーズンを過ごそうが、ギャレットは一貫して素晴らしい活躍を見せてきた。3度のオールプロ選出を誇るギャレットは7シーズン連続で10回以上のサックを記録しており、6度目のプロボウル選出が確実視されている。

日曜日にNFLの歴史の中で3人の選手を除くすべての選手より速くパスラッシュの記録を達成したギャレット。今のところ、その勢いがすぐに衰える気配はない。

【RA】