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ベアーズWRジェフリーが4試合の出場停止処分
2016年11月15日(火) 10:09シカゴ・ベアーズが攻撃陣ナンバーワン選手を4試合欠くことになった。
チームは現地14日(月)、ワイドレシーバー(WR)のオルション・ジェフリーがリーグ規定に違反する運動能力向上薬(PED)を使用したことによって4試合の出場停止処分を下されたと発表した。
ヘッドコーチ(HC)ジョン・フォックスは「非常に残念だ。彼もその使用について後悔していた。チームは今後も彼をサポートしていくし、処分後は彼を暖かく迎えたい」と語った。
ジェフリーは今シーズン、夏に行われた長期契約の交渉が決裂して1,460万ドル(約15億8,000万円)の契約でプレーしている。ジェフリーはリーグ最高のWR同様の金額を要求したものの、チームは約年1,100万ドル(約12億円)での契約を望んでいた。
ジェフリーはベアーズ攻撃陣の要とはいえ、今季80ヤードを超えた試合は3試合、ダッチダウンは1度しか記録しておらず、期待とは裏腹な成績を残している。
ジェフリーが今後また薬物検査でパスできないようなことがあれば、この停止処分が今オフシーズン市場での契約交渉に多大な影響を及ぼすことは間違いないだろう。
第14週のデトロイト・ライオンズ戦後、12月12日の月曜日からジェフリーはまたアクティブ登録に復帰することが認められる。
ジェフリーにとって処分明けの2016年シーズン残り3試合がシカゴでの最後の試合となりそうだ。ジェイ・カトラーの今後についても定かでないまま、ジェネラルマネジャー(GM)ライアン・ペースはひょっとすれば、今オフシーズンにもベアーズ攻撃陣の大改革を行うかもしれない。