シーズン第16週締めの一戦でパッカーズがセインツと対戦(試合結果情報あり)
2024年12月24日(火) 14:04グリーンベイ・パッカーズが現地23日(月)夜に、本拠地でニューオーリンズ・セインツと対戦した。マンデーナイトフットボールとして行われたこの試合によって、シーズン第16週が終了している。
パッカーズはこの試合でセインツを34対0で下し、正式にポストシーズンの出場権を獲得した。
パッカーズにとっては2年連続のプレーオフ進出となる。また、ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーはジョーダン・ラブを先発クオーターバック(QB)に据えた状態で2シーズン中2回、2019年にヘッドコーチに就任してから6シーズン中5回、チームをプレーオフ進出に導いた格好だ。
パッカーズはまだラフルアーHCの下でスーパーボウル出場を果たしていないが、過去4回のプレーオフではすべて少なくともディビジョナルラウンドまで進んでいる。昨シーズンはワイルドカードラウンドでラブ率いるチームが敵地でダラス・カウボーイズを相手に大金星を挙げた後、第1シードのサンフランシスコ・49ersを下すまであと一歩のところまで迫った。
すでに2023年レギュラーシーズンでの勝利数を2つ上回る11勝を挙げ、ラフルアーHCが最初の3シーズンで記録した13勝に並ぶ可能性があるにもかかわらず、パッカーズは今回のプレーオフもまた敵地での戦いを強いられることが確定している。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区は激戦区であることが証明されており、パッカーズは現在、13勝2敗のデトロイト・ライオンズと13勝2敗のミネソタ・バイキングスに次ぐ地区内3位につけている。この2チームは12勝3敗のフィラデルフィア・イーグルスとNFC第1シードをかけて激戦を繰り広げているところだ。今シーズン、これまでに4敗を喫したパッカーズが敗れた相手はすべてこの3チームで、ライオンズには2敗している。
パッカーズは他の対戦相手との試合では完璧なパフォーマンスを発揮し、シーズンを通して素晴らしいバランスを見せてきた。パッカーズは今週の試合を前に、2010年シーズン以降で初めて得点と被得点の両方でトップ10入りする勢いで進んでいる。2010年シーズンはパッカーズが最後にスーパーボウル制覇を果たしたシーズンだ。
その結果を再現するのは、プレーオフ進出が決まったとしてもまだまだ先の話となる。
パッカーズは今後もバイキングスやシカゴ・ベアーズとの地区対決を控えており、それはシード順位の決定に役立つだろう。
その後、パッカーズがスーパーボウルに進出するためには、今シーズンに攻略できなかったチームのうち少なくとも1つを倒す必要がある。
【RA】