NetflixのNFLクリスマスゲームデーが米国視聴者数6,500万人を突破
2024年12月27日(金) 13:23クリスマスは『Netflix(ネットフリックス)』とNFLにとって記録的な日となり、『Nielsen(ニールセン)』によると、米国の非重複視聴者数が6,500万人に達したという。
ニールセンによれば、ボルティモア・レイブンズ対ヒューストン・テキサンズ戦(平均分間視聴者数2,430万人)とカンザスシティ・チーフス対ピッツバーグ・スティーラーズ戦(平均分間視聴者数2,410万人)は、米国史上最も多く視聴されたNFLの試合になったという。米国におけるレイブンズ対テキサンズ戦の視聴者数は“Beyoncé Bowl(ビヨンセ・ボウル)”でピークに達し、2,700万人以上が視聴したとのこと。
平均分間視聴者数はニールセンの“Fast National Live + Same Day(ファスト・ナショナル・ライブ・プラス・セーム・デー)”データに基づくもので、これには屋外視聴や『CBS』のローカル市場での視聴に加え、Netflixのモバイルおよびウェブデータ、『NFL+』のモバイル視聴も含まれている。
海外での視聴率と米国内の追加的な見解は12月31日(火)に発表される予定で、Netflixの『NFL Christmas Gameday(NFLクリスマスゲームデー)』のパフォーマンスを世界規模で包括的に捉えることが可能だ。
Netflixのクリスマスダブルヘッダーの2試合目であるレイブンズ対テキサンズ戦は、18歳から34歳までの層において、クリスマス当日に放送された試合として過去最多となる510万人の米国視聴者数を記録した(2001年までさかのぼるニールセンの記録に基づく)。
Netflixのクリスマスデーゲームは世界中のソーシャルメディアで圧倒的な話題を集め、“#BeyonceBowl”というハッシュタグはビヨンセのパフォーマンスが始まると同時に『X(エックス)』で世界中のトレンドの1位に急上昇し、“#Christmas(クリスマス)”そのものを追い抜いた。パフォーマンス後、米国のXではNetflix関連のトピックがトレンドの12個中10個を占めた。“#NFLonNetflix(NFL・オン・ネットフリックス)”も世界中でトレンドとなり、オーストラリアでは2位、イギリスとドイツでは3位、ブラジルとフランスでは5位、アメリカでは6位にランクインしている。
『CBS Sports(CBSスポーツ)』が放送を担当し、『NFL Media(NFLメディア)』が試合前、試合後、スタジオでのハーフタイム番組を制作。また、『EverWonder Studio(エバーワンダー・スタジオ)』がNFLクリスマスゲームデーの制作総指揮を務めた。
Netflixのチーフコンテンツオフィサー(CCO)を務めるベラ・バジャリアは「2つのNFLゲームによる記録破りの1日を会員の皆さまにお届けできたことが、私たちがお贈りできる最高のクリスマスプレゼントとなった。NFLとのパートナーシップと、素晴らしい出演者の皆さんに感謝している。そして、圧倒的なビヨンセと素晴らしいマライア・キャリーをどうか忘れないでほしい」とコメント。
NFLのメディア配信担当執行副社長であるハンス・シュローダーは「Netflixで初めてのクリスマスゲームデーが実現し、NFLの試合が世界中の視聴者に配信されたことを大変うれしく思う」と述べ、「全米の全50州と200カ国以上のファンが、リーグ屈指のスター選手たちとビヨンセの素晴らしいパフォーマンスを視聴し、NFLにとって歴史的な日となった」と続けた。
今年はNFLとNetflixが結んだ3シーズンにわたってクリスマスデーゲームを配信するという契約の初年度となっている。
【RA】