ドロップやいさかいのあったWRブラウンを擁護するイーグルスHCシリアニ
2026年01月13日(火) 10:41
現地11日(日)にワイルドカードラウンドでサンフランシスコ・49ersに23対17で敗れたフィラデルフィア・イーグルスのヘッドコーチ(HC)ニック・シリアニが、スターワイドレシーバー(WR)のA.J.ブラウンを擁護した。ブラウンはこの試合でドロップを経験し、サイドラインでシリアニHCと口論する姿が見られている。
ブラウンはこの日、ターゲット7回、キャッチ3回、25ヤードにとどまった。レギュラーシーズンの大半でそうだったように、イーグルス攻撃陣は後半で機能不全に陥り、ブラウンが後半でターゲットになったのはわずか2回。ドロップを2回喫したブラウンは、風に流された複数のディープパスに追いつくことができなかった。
1つのミスは、試合の残り時間が2分強となった時点で、イーグルスの最終ドライブ中、第3ダウン残り5ヤードの状況で起きた。絶好のパスが、ブラウンの手元で弾かれたのだ。クオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツが第4ダウンでタイトエンド(TE)ダラス・ゴーダートにパスをつないでポゼッションを維持したものの、最終的にこのドライブは実りなく終わり、イーグルスのシーズンも同時に終了した。
チームの公式サイトによれば、シリアニHCはブラウンについて「彼は私が見てきた中で1番の腕を持っている」と語ったという。
「彼のキャッチの仕方、彼がやってきた多種多彩なキャッチの数々。彼ほどターゲットになれば、ドロップはあるものだ。言い訳などないが、ボールが風の影響を受けていた。多くの場合でジェイレンはうまく風を切っていたと思うが、それでも普段はないタイプのドロップがあった。そのうちの1つは、直後のダラスのプレーで取り戻すことができた。だが、彼は自分自身を責めるだろう」
シリアニHCとブラウンは第2クオーターの終盤に、ブラウンとレフトタックル(LT)ジョーダン・マイラタが第3ダウンでインコンプリートに終わった後、フィールドを離れるのが遅かったのを受け、サイドラインで口論していた。2人のやりとりをテレビカメラが捉えており、ブラウンはコーチの強い反応に異議を唱えている様子だった。
シリアニHCはこのやりとりを重視していない。
「パントするところだったから、彼にフィールドから出てもらおうとしただけ。それだけだ。私はA.J.のことが大好きだし、彼も私が彼をどう思っているかは知っている。彼とは特別な関係を築いているんだ。ありとあらゆる感情を共に経験してきたと思う。共に笑い、泣き、叫んできた。2人とも感情豊かでね。彼をフィールドから戻らせようとしただけで、この競技ではこういうことがある。この試合ではこうなったが、私は彼のことが好きだよ」
ブラウンは試合後、記者たちと話をしようとしなかった。
スターレシーバーにとっては、波のあるシーズンだった。スロースタートを切り、今季は何度か、ソーシャルメディア上や地元報道陣に対する発言で、フラストレーションを抱えていることを明らかにしている。レギュラーシーズンに、先発15試合でキャッチ78回、タッチダウン7回、1,003ヤードをマークした。
シーズン中の不満がポストシーズンにもあふれ出た様子のブラウン。2026年のオフシーズンを迎えるにあたり、その未来がどうなるかは分からない。シリアニHCとイーグルス側が前向きな発言をしているとしても、ブラウンのトレードをめぐるうわさは、今後数カ月の間で出てくるだろう。
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