イーグルス攻撃陣とパトゥーロOCの今後について語るQBハーツとRBバークリー
2026年01月13日(火) 10:38
フィラデルフィア・イーグルスの攻撃陣が2025年シーズン最後のスナップを終えたとき、チームの悪夢はついに終わった。
現地11日(日)夜にワイルドカードラウンドのサンフランシスコ・49ers戦で敗れたことで、クオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツやランニングバック(RB)セイクワン・バークリー、そしてイーグルスは多くの疑問を抱えたままオフシーズンを迎えている。特に、2025年シーズンを通して何度も機能不全に陥り、行き詰まっているように見えた攻撃陣をどう立て直すかが課題となるだろう。
これらの疑問に対する単純な答えは、攻撃コーディネーター(OC)ケビン・パトゥーロを解任することだ。しかし、ハーツらはすぐに結論を出すべきではないと考えている。
月曜日、ハーツはOCの交代について「それを考えるには早すぎる。すでに言った通り、俺はハウイー(ローズマンGM/ジェネラルマネジャー)のこともニック(シリアニHC/ヘッドコーチ)のことも(オーナーのジェフリー)ルーリー氏のことも信頼している」と語ったという。
パトゥーロが引き続きイーグルスのプレーコールを担当する未来について、バークリーは『The Athletic(ジ・アスレチック)』に「君たちは仕事として誰か1人を責める必要があるんだろ。誰かが責任を取らなきゃいけない――今回のシーズンを考えればなおさらだ」
「それが公平だと思うかって聞かれたら、ノーだ。まったく公平だとは思わない」
イーグルスは日曜日の試合で爆発力を欠いていたものの、2025年シーズンの他の試合と比べればまずまずの内容だったと言える。イーグルスのポゼッションタイムは35分以上に達し、ターンオーバーはゼロだった。しかし、後半は攻撃が停滞し、最終的に23対19で敗北。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、これほどのボール支配率と安定性を保ちながらプレーオフのホームゲームで敗れたのは、過去40シーズンでイーグルスが2例目だという。
パトゥーロの攻撃コーディネーターとしての初年度は、そのような形で幕を閉じた。2024年、ケレン・ムーアの指揮下でイーグルス攻撃陣は得点で7位、獲得ヤードで8位につけていた。ムーアがニューオーリンズ・セインツのヘッドコーチに就任し、パトゥーロが後任となってから、イーグルス攻撃陣はほぼ同じメンバーでありながら順位をそれぞれ19位と24位に落としている。
2024年シーズンはレギュラーシーズンに14勝を挙げて地区王者となり、スーパーボウル制覇も成し遂げたイーグルスだが、今季は2年連続の地区制覇を果たしたもののプレーオフ初戦で敗退し、予想より早い段階で敗因分析が始まっている。
ハーツは月曜日に「厳しい1年だった」と報道陣に語り、「簡単じゃないと分かっていた。大変になることも分かっていた。言い方はどうであれ、俺たちは不十分だった。間違いなく、振り出しに戻ることになる」と続けた。
来季の攻撃陣でどのような戦略を立てたいかと質問されたハーツは、率直に答えている。
「俺はただ勝ちたいだけ。優勝するためにプレーしている。もちろん、そのためにはまず結束しないと。全員が同じ認識で動き、それを実行する流れが必要だ」
その流れにパトゥーロやスターワイドレシーバー(WR)A.J.ブラウンが含まれるかどうかは未定だ。波のあるブラウンは今季に苦戦を強いられ、日曜日の試合ではパスを落とす場面が目立った。試合の放送中にシリアニHCと口論している様子を捉えられたブラウンは、日曜日に報道陣の取材に応じなかった。
ブラウンの復帰を望んでいるかと尋ねられたハーツは、肯定的な態度を示しつつも言葉を濁して次のようにコメントした。
「A.J.とは話をした。俺たちの関係は良好だ。あとは君たちが直接彼に聞いたらいいんじゃないかな」
3年で2度目の1回戦敗退を喫したことを受け、ローズマンGM率いるイーグルスがオフシーズンに陣容の見直しを行うことは間違いないだろう。彼らにはその経験もある。パトゥーロを解任すれば、イーグルスは5年で5人目の攻撃コーディネーターを迎えることになる。
とはいえ、ハーツがそうした変化を気にすることはない。
「これまでの変化で俺たちが優勝争いを続ける機会が失われたことはなかった」とハーツは話している。
「いろんな変化があったし、時間とともに起きたことや変化があった中でも俺たちはプレーオフに進出してきた。勝負の面では、ワイルドカード、頂上決戦、ワイルドカード、頂上決戦という流れはあまり好ましくないと思っている」
イーグルスが再び頂上決戦に臨むには変化が必要だ。しかし、その変化がどこから生まれるかは、ファンにも選手にもまだ見えていない。
バークリーはジ・アスレチックに「まだ1日だ。シーズン終了から1日しか経っていない」と語り、こう続けたという。
「たくさんの質問や意見が出てくることは分かっている。でも、カメラやマイクが向けられているから言うわけじゃなくて俺のやり方として言っておくと、誰かを変える前に、まず自分が変わらなきゃいけない。そして、チーム全員がそうすべきだと思っている」
【RA】



































