チャージャーズRBドビンズがIRから復帰、ペイトリオッツ戦出場か
2024年12月28日(土) 07:39J.K.ドビンズのカムバックストーリーが始まった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地27日(金)に報じたところによると、ロサンゼルス・チャージャーズのランニングバック(RB)であるドビンズが故障者リザーブ(IR)から復帰してアクティブ登録され、チームにとって極めて重要となる土曜日(日本時間・日曜日)のニューイングランド・ペイトリオッツ戦出場に向けて態勢を整えているという。その後、チームがドビンズの復帰を公表している。
11月25日に古巣のボルティモア・レイブンズと対戦した試合で膝を捻挫し、IR入りとなったドビンズは今週の月曜日に練習復帰の道が開け、火曜日と水曜日は限定メニューながら練習に励んだ。そして、木曜日はフル参加を果たし、金曜日に公表された試合出場ステータスはクエッショナブルの指定となっている。
チームトップの766ヤードを稼ぐドビンズの復帰はそれだけでもチャージャーズにとって大きな朗報だが、同じくRBのガス・エドワーズが足首のケガでサタデーゲーム欠場が確定していることから、ドビンズの必要性は非常に高い。
ドビンズが負傷したシーズン第12週以降、チャージャーズは1試合平均76.4ランヤードとリーグ全体で31位に低迷。
チャージャーズはチーム首位の766ヤードに加えて8タッチダウンランも決めているドビンズの活躍を期待していることだろう。早ければサタデーゲームでドビンズがキャリアハイの成績を達成する可能性もある。ルーキーだった2020年シーズンにドビンズは805ヤードと9タッチダウンを記録している。
ただ、ドビンズは有望株と言われたルーキーシーズンを終えて以降、相次ぐケガでそのポテンシャルを発揮できずにいた。レイブンズで4年間を過ごすも、24試合の出場にとどまったドビンズは、2021年シーズンを膝の負傷で棒に振っており、2022年は別の膝のケガで8試合でしかプレーしていない。2023年シーズンは初戦でアキレス腱を断裂した。
チャージャーズに加わってからのドビンズは、かつての攻撃コーディネーターであるグレッグ・ローマンと再会し、今季序盤にはNFL年間最優秀カムバック選手賞の候補にあがるほどの活躍を見せた。
今回も新たなカムバックストーリーを開始するドビンズには、プレーオフ出場確定の可能性が高いペイトリオッツ戦での勝利貢献に期待が高まっている。
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