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ドルフィンズQBタゴヴァイロアがダウトフルにダウンロード、先発はハントリーが濃厚

2024年12月29日(日) 05:43


マイアミ・ドルフィンズのトゥア・タゴヴァイロア【AP Photo/Lynne Sladky】

マイアミ・ドルフィンズは先発クオーターバック(QB)不在の状態でシーズン第17週を戦う可能性が高い。

現地29日(日)にクリーブランド・ブラウンズとの試合を控えるドルフィンズが、腰を痛めているQBトゥア・タゴヴァイロアの試合出場ステータスをダウトフルにダウングレードした。当初、金曜日の故障者レポートではクエッショナブル指定だった。

タゴヴァイロアが出場できない場合、バックアップQBのタイラー・ハントリーが先発する見込み。ドルフィンズはプレーオフ進出の可能性をわずかに残しているが、そのためには勝利が必須となる。

『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、現時点でドルフィンズがポストシーズンに進む確率は6%で、ブラウンズに勝利すれば10%に上がる。

タゴヴァイロアの欠場が確定した場合、2024年シーズンで5試合目の戦線離脱となる。バッファロー・ビルズと対戦したシーズン第2週に脳しんとうを患ったタゴヴァイロアは故障者リザーブに入ったため、4試合を欠場している。

タゴヴァイロアは今季2,867ヤードを稼ぎ、タッチダウン19回、インターセプト9回を記録。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、シーズン第17週を迎えてパス成功率72.9%はNFLトップであり、有資格パサーとしては歴代3位の成績になるという。

一方、ハントリーは今季に先発した試合の戦績が1勝2敗、377ヤード、タッチダウンは1回、インターセプトも1回を記録している。

また、ドルフィンズは土曜日にスカイラー・トンプソンを練習生からアクティブロースターに登録しており、この動きはタゴヴァイロアが試合に出られない可能性をほのめかしていると言えよう。

さらにドルフィンズはタイリーク・ヒル(手首)とジェイレン・ワドル(膝)のステータスもクエッショナブルとなっており、ドルフィンズのパフ攻撃はプレーオフ進出に微小の希望が残る中で混乱を極めている。

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