ジェッツWRアダムス、QBロジャースの500回目のTDパスを「キャッチできればサイコー」
2024年12月29日(日) 06:06アーロン・ロジャースがまたもNFLの歴史に名を刻もうとしている。
ニューヨーク・ジェッツのクオーターバック(QB)であるロジャースはNFL史上5人目となるキャリア通算500回目のタッチダウンパス達成まであと1本に迫っている。
そういった状況の中、ロジャースがキャリアを通してワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスと特別なつながりを持ってきたことは周知の事実だ。現地29日(日)に敵地でバッファロー・ビルズとの試合を控えたジェッツがハイマーク・スタジアムに遠征に向かうにあたり、アダムスはロジャースのマイルストーンとなるボールをキャッチする存在になりたいとの願望を明かした。
金曜日の練習後、『ESPN』に「もちろん自分がそうしたい。200回目も400回目も俺(が取った)。500回目もそうなったらサイコーにイケてる」とコメントしたアダムス。
ロジャースがサンデーゲームで1度でもタッチダウンパスを成功させれば、ブレット・ファーブ(508回)、ペイトン・マニング(539回)、ドリュー・ブリーズ(571回)、トム・ブレイディ(649回)に次いでタッチダウンパス500回超えを達成する。
『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、これまでに82回のタッチダウンを決めてきたロジャースとアダムスのコンビは、QB-WRデュオとしてはダン・マリーノとマーク・クレイトンと並ぶ史上3位(プレーオフ含む)のタッチダウン数を誇る。これを上回っているのはマニングとマービン・ハリソン(114回)のコンビとスティーブ・ヤングとジェリー・ライス(92回)のホットラインだ。
今季中盤にラスベガス・レイダースからトレードでジェッツに移籍したアダムスはシーズン第15週のジャクソンビル・ジャガーズ戦でキャリア通算100回目のタッチダウンキャッチを達成、史上12人目の偉業を成し遂げたばかりだ。アダムスはこの試合でキャッチ9回、198ヤード、2タッチダウンをマークしてジェッツの連敗脱出に貢献した。
グリーンベイ・パッカーズで8シーズンを過ごし、ラスベガスを経てニューヨークにやってきたアダムスはロジャースのキャリアを高評価しており、20年目のシーズンを迎えた41歳のロジャースを称賛している。
「俺たちは過去に特別なつながりがあるから、そうなれば最高だね。もちろん、彼にとっては本当にとてつもなく大きなこと。彼に、これ以上の栄誉やマイルストーンが必要ってわけじゃないけど、それでも、今のうちにやれるだけやっておいた方がいいかもしれないからね」
ロジャースとアダムスのデュオは今週末はもちろん、シーズン最終週に対戦するマイアミ・ドルフィンズとの試合でもタッチダウンの量産を狙っている。
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