クリーブランド・ブラウンズはまだクオーターバック（QB）ロバート・グリフィン三世の今季中の復帰に対する望みを捨てていないようだ。

サシ・ブラウン取締役副社長は現地14日（月）、記者に対し、第1週で利き腕とは逆の肩を骨折したグリフィン三世が今シーズン中に復帰する可能性はまだあると語った。

『The Plain Dealer（ザ・プレーン・ディーラー）』のメリー・ケイ・カボットによると、ブラウンは“ケガ耐性があまりない”と認めつつも、グリフィン三世が今シーズン終盤での復帰に向けて“順調なペース”で来ていることを強調したと報じている。グリフィンの肩には今後、さらなる検査が要求されるものの、当の本人はこの状況を楽観的に見ているようだ。

グリフィンは「最後まで頑張りたいし、チームの状況が良くないなら、なおさらフィールドに出て戦いたい。いつだって希望はある。いつでもだ」とコメントしている。

ブラウンズは今季1度も白星をあげていないとはいえ、新人QBコーディ・ケスラーに経験を積ませようとしている。チームもケスラーを将来的にブラウンズの先発QBとして活躍すると見ている。

ドラフト指名権を大量に抱えるブラウンズにとって、チームの将来的なエースQBがまだカレッジフットボール界にいるという話も悪くない。少なくとも、長期的に見て、グリフィンが答えでないことは明白である。