49ersのQBパーディーは大ケガを免れるも最終戦は欠場の見込み
2025年01月01日(水) 06:40サンフランシスコ・49ersは安堵のため息をついていることだろう。
ヘッドコーチ(HC)を務めるカイル・シャナハンが現地31日(火)にMRI検査を受けたブロック・パーディーについて、右肘の長引くケガを回避できたと明かしたものの、アリゾナ・カーディナルスと対戦するレギュラーシーズン最終戦には出場できない可能性が高そうだ。
シャナハンHCは31日、報道陣に対して「今週は欠場する可能性が高いが、長期的な問題にはならない。UCL(内側側副靱帯/ないそくそくふくじんたい)は問題なさそうだ」と明かした。
パーディーが負傷したのは30日に行われたマンデーナイトフットボールのデトロイト・ライオンズ戦。試合終了まで1分36秒という場面でライオンズのセーフティ(S)ブライアン・ブランチにサックされ、即座にサイドラインに向かった後、パーディーは何度かフットボールを投げてみたものの、首を振る仕草を見せ、49ersスタッフに違和感があることを伝えていた。
2022年シーズンのNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップでUCL断裂に見舞われ、手術と長期のリハビリを余儀なくされたことがあるだけに、パーディーの右肘に再び大ケガが疑われた瞬間は恐怖を感じさせるものだった。
シャナハンHCはさらに「ホッとはしているが、昨夜の情報もあったのでそれほど心配はしていなかった。なので、今日も同様の報告を聞けただけでもよかったと思っている。今はこれを一段落したものとして、アリゾナ戦に備えることとし、今日このあと決めるつもりだ」と付け加えている。
3年目のシーズンを終えた格好のパーディーは今季を3,864ヤード、20タッチダウン、インターセプト12回の記録で締めくくることになる。
2025年にルーキー契約の最終年を迎えるパーディーにとっては重要なオフシーズンが待ち構えており、早ければ春頃にも大型の契約延長にこぎつけられるかもしれない。
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