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バイキングスとの契約延長を望むRBアーロン・ジョーンズ

2025年01月04日(土) 06:17


ミネソタ・バイキングスのアーロン・ジョーンズ【AP Photo/Morry Gash】

ミネソタ・バイキングスのランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズは大腿四頭筋を痛めているものの、現地5日(日)に控えるデトロイト・ライオンズとの超重要な試合に出場する見込みだ。そして、そのジョーンズの希望はポストシーズン以降もバイキングスにとどまること。

今週、『ESPN』に「キャリアを終えるまでここにいたい」と明かしたジョーンズは「正直、ここは最高の場所なんだ」と続けている。

大腿四頭筋のケガの影響で、グリーンベイ・パッカーズに勝利したシーズン第17週の試合終盤に戦線離脱したジョーンズは今週の練習を限定メニューにとどめた。

30歳のジョーンズは3月にリリースされるまでNFL参戦からの7シーズンをパッカーズで過ごした。その後、バイキングスと1年700万ドル(約11億0,193万円)の契約を結び、ケビン・オコンネルHC(ヘッドコーチ)のスキームで活躍を続けている。

今季に出場した16試合で、すでに1試合のランヤードでキャリアハイ(245)を記録しているジョーンズは1,121ヤードを走り、シーズンのキャリアベストまであと29ヤードに迫っている。

ジョーンズが全試合に出場したシーズンはキャリアを通して2回だけ。2022年に17試合でプレーするも、2023年は5試合を欠場し、同シーズンを終えてパッカーズを放出された。

「昨年は何試合か欠場したし、ケガを抱えた状態で戦った試合もある。だから、“あいつはケガをしがちで、常にケガを抱えているようなもの”という話が伝わったんだろうと思う。(中略)だけど(今シーズンは)1週間を通して、あるいは試合中にどんなことがあろうとも、次の日曜日には準備を整えられるってことをみんなに知ってもらいたい」

そう話すジョーンズとの再契約はバイキングスにとっても理にかなっていると言える。それよりも、チームとしてはJ.J.マッカーシーが控えつつ、サム・ダーノルドがプロボウル選出のシーズンを終えようとする中で司令塔に関する疑問の方が大きい。移行の可能性を考えるとバックフィールドの安定性は助力になるはずだ。

とはいえ、それは後日の話。今はジョーンズもバイキングスもNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)第1シードとNFC北地区タイトルをかけて、ライオンズとの直接対決に勝利することに集中している。

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