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シーズン第17週の最優秀選手にベンガルズQBバロウ、バッカニアーズQBメイフィールドらが選出

2025年01月04日(土) 18:02


シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【Joe Robbins via AP】

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジョー・バロウ(QB/シンシナティ・ベンガルズ)

シーズン第17週のオーバータイムに30対24でデンバー・ブロンコスにスリリングな勝利を収めた試合で、バロウが見せたパフォーマンスは、彼の代表作となるかもしれない。ベンガルズのクオーターバックを務めるバロウは、49回中39回のパスを成功させて412ヤードを獲得、合計4回のタッチダウン(パスで3回、ランで1回)を決め、終盤には自らリードを奪うタッチダウンを決めて、オーバータイムで勝利をもぎ取った。そのすべてを達成する過程で、7回のサック、15回のQBヒットを浴びているバロウだけに、その努力がいっそう印象的なものとなっている。そして、この急成長中のスーパースターがいるからこそ、ベンガルズはポストシーズン争いで生き残っているのだ。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ベイカー・メイフィールド(QB/タンパベイ・バッカニアーズ)

バッカニアーズのシーズンが懸かった現地日曜日の試合で、メイフィールドはほとんどパーフェクトに近かった。32回のアテンプト中27回をコンプリートし、359ヤードと、キャリアハイとなる5回のタッチダウンパスを投げた。48対14でカロライナ・パンサーズに大勝したバッカニアーズは、1試合を残してNFC南地区のポールポジションに躍り出ており、その中で大きな役割を果たしたのがメイフィールドだった。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手
タイレル・ドッドソン(LB/マイアミ・ドルフィンズ)

シーズン第17週に20対3でクリーブランド・ブラウンズに圧勝したドルフィンズで、タックル15回、インターセプト1回、パスブレーク1回とQBヒット1回をマークしてディフェンスの中心人物となったドッドソンが、初めて週間最優秀選手に輝いている。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手
C.J.ガードナー・ジョンソン(S/フィラデルフィア・イーグルス)

地区ライバルのダラス・カウボーイズに41対17で勝利したシーズン第17週の試合で、ガードナー・ジョンソンは2回のインターセプトを決めて第16週の退場劇から復活した。試合の流れは、最初にガードナー・ジョンソンが決めた69ヤードのインターセプトリターンによって決まった。さらに、2度目のインターセプトはカウボーイズのドライブを阻止し、それが前半終了のイーグルスの得点につながった。ガードナー・ジョンソンの活躍によって、イーグルスはNFC東地区タイトルと第2シードを獲得している。

AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
キャメロン・ディッカー(K/ロサンゼルス・チャージャーズ)

40対7でニューイングランド・ペイトリオッツに勝利した試合で、4回のフィールドゴールすべてを成功させ、ディッカーはその素晴らしいシーズンを継続させている。加えてポイントアフタータッチダウンを4回成功させ、合計16点を挙げたディッカーのおかげで、チャージャーズはプレーオフ進出を果たした。

NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
イミア・スミスマルセッテ(WR/ニューヨーク・ジャイアンツ)

ジャーニーマンのスミスマルセッテが日曜日の後半最初に100ヤードのキックオフリターンを走ってタッチダウンを決め、目的地に到達した。スミスマルセッテにとってはキャリア初となるキックオフリターンタッチダウンで、これによってジャイアンツはインディアナポリス・コルツを15点リードし、45対33で勝利を決めるまでそのリードを手離さなかった。また、チームにとってはシーズン初のホームでの勝利となっている。

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