ジェッツQBロジャースが通算500回のタッチダウンパスを達成した史上5人目の選手に
2025年01月06日(月) 08:37もし現地5日(日)に行われている試合がクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースにとってニューヨーク・ジェッツでの最後の試合になるとすれば、ロジャースはそこでちょっとした歴史を刻んだことになる。
ロジャースはマイアミ・ドルフィンズ戦の第2クオーターにタイトエンド(TE)タイラー・コンクリンにパスを通し、キャリア通算500回目のタッチダウンパスを記録。この偉業を成し遂げたNFL史上5人目の選手となった。
その5ヤードのタッチダウンパスにより、ジェッツは7対6と逆転し、この日初めてのリードを奪っている。
ロジャースはキャリア通算248回目の試合で、ペイトン・マニング(244試合)以外の誰よりも早くこの偉業を成し遂げた。
キャリア通算タッチダウンパス数で歴代5位に位置するロジャースは、通算500回のタッチダウンパスを達成した選手たちに仲間入りしており、それには歴代トップのトム・ブレイディ(649回)、ドリュー・ブリーズ(571回)、マニング(539回)、元チームメイトのブレット・ファーブ(508回)が名を連ねている。ファーブとマニングはすでにプロフットボールの殿堂入りを果たしており、ブリーズ、ブレイディ、そしてロジャースもいずれ殿堂入りすることは確実だろう。
シーズン開幕前の期待を大きく裏切ったジェッツが記憶に残らないシーズンを過ごしてきた中で、41歳のロジャースは今回の試合で偉大さの片鱗を垣間見せた。
コンクリンに通したタッチダウンパスはロジャースにとって今季25回目のタッチダウンパスとなった。ロジャースはブリーズと並んで14シーズンで25回以上のタッチダウンパスを達成し、この記録で歴代3位タイにつけている。
期待外れの2024年シーズンを経て、ロジャースの将来は極めて不透明となっており、現役を続けるかどうかも未定だ。引き続きジェッツでプレーする可能性は低いようだが、ロジャースはジェッツの将来を担う若手クオーターバックの指導に前向きな様子を見せている。しかし、ロジャースは日曜日に自身のキャリアがいかに素晴らしいものだったかを統計的に示す結果を残した。
【RA】