ニュース

MCL負傷のライオンズRBモンゴメリーがディビジョナルラウンドで復帰の見込み

2025年01月08日(水) 08:40


デトロイト・ライオンズのデビッド・モンゴメリー【Cooper Neill via AP】

手術を回避したデビッド・モンゴメリーの目標は、ポストシーズンでの復帰を目指してMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)のリハビリに取り組むことだった。

デトロイト・ライオンズのランニングバック(RB)であるモンゴメリーはその目標を間もなく達成しそうだ。

ヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルが現地7日(火)、第1シードのライオンズが2週間後にディビジョナルラウンドでプレーオフ初戦に臨む際に、モンゴメリーがプレーできる状態になっていることを期待していると報道陣に話している。

モンゴメリーが出場できるようになると思っているかと問われたキャンベルHCは、簡潔かつ自信を持って「そう思う」と答えた。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の第1シードを保持するライオンズ(15勝2敗)は、ワイルドカード週末に休息をとることができ、1月18日(土)または19日(日)に相手チームを迎え撃つ予定だ。

今シーズンに14試合に出場して775ランヤード、タッチダウン12回を記録したモンゴメリーが復帰すれば、大きな後押しとなるだろう。

シーズン第15週に敗れたバッファロー・ビルズ戦でMCLを負傷したモンゴメリーは、手術を受けると見られていた。しかし、複数の医師の意見を聞いた結果、リハビリで回復できることが判明。それはモンゴメリー自身とライオンズがポストシーズンで成功を収める可能性にとって、最善の道であるように思われた。

今シーズン、ケガで戦線離脱したライオンズの選手は屈強なランニングバックであるモンゴメリーだけではない。

新人コーナーバック(CB)テリオン・アーノルドは日曜夜に臨んだミネソタ・バイキングス戦で足に打撲を負い、日ごとの観察になると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。

残念ながら、ラインバッカー(LB)デレック・バーンズ(膝)やCBカールトン・デービス(顎)は復帰できない見込みだ。

火曜日、キャンベルHCは「彼らが復帰するとはまったく思っていない」とコメントしている。

キャンベルHCは10月13日に脚を骨折したスターディフェンシブエンド(DE)エイダン・ハッチンソンについても復帰を予想していないようだ。しかし、ハッチンソンの復帰を完全に考慮から外したわけでもない。

「もう一度言うが、彼はシーズン終了につながるケガに見舞われた」と述べたキャンベルHCは「しかし、この状況から立ち直れる人がいるとすればそれはエイダンだ、と言うのが一番良い表現になる」と続けている。

つまり、ライオンズが抱えるケガの問題は間違いなくポストシーズンにも持ち越されるが、モンゴメリーに関しては朗報が舞い込むことが期待されている。

【RA】