脳しんとうのイーグルスQBハーツがパッカーズ戦を前に現地水曜日に練習復帰
2025年01月09日(木) 08:36ワイルドカード週末のグリーンベイ・パッカーズ戦を前に、フィラデルフィア・イーグルスから朗報が届いている。
イーグルスのクオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツ(脳しんとう/左指)が現地8日(水)に練習に復帰し、制限付きの参加とされた。
水曜日の練習前、ヘッドコーチ(HC)ニック・シリアニはハーツについて「彼は今日、参加するだろう」とコメント。
「練習後にケガの状況を報告する。様子を見てみるつもりだが、今日の練習後に報告するつもりだ」
ハーツが最後にフィールドに立ったのは、シーズン第16週に敗れたワシントン・コマンダース戦であり、第1クオーターに13ヤードのランで脳しんとうを起こした。レギュラーシーズン最後の2試合ではバックアップQBのケニー・ピケットとタナー・マッキーが司令塔を務めている。
水曜日はハーツが負傷してから初めて練習に参加した日となったが、シリアニHCはブランクによる影響を心配していない。
シリアニHCは「だからこそ練習するのだ」と述べ、「だからこそ練習というプロセスを経て、練習中にやるべきことをするのだ。共通認識を持ち、すべてをそこで実行するためにね。私たちはとても高い強度で練習していると感じている。だからこそ外に出てそういうことをするのだ」と続けた。
これはフィラデルフィアでの練習の話であり、ハーツがどの程度練習に参加するかは、イーグルスが練習報告を発表するまで不明だ。
NFL史上初の南米での試合が行われたシーズン第1週に、イーグルスはブラジルのサンパウロでパッカーズを34対29で下した。この試合で、ハーツはパス34回中20回を成功させて278ヤード、タッチダウン2回、インターセプト2回を記録している。
ハーツが練習に参加することは、ニューオーリンズで行われるスーパーボウルを目指すチームにとって望ましい進展だ。今後数日のうちに、ハーツが日曜日にリンカーン・フィナンシャル・フィールドで行われるプレーオフゲームに出場できるかどうかが決まるだろう。
【RA】