グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック（QB）ジョーダン・ラブが故障者レポートから外れ、現地12日（日）に控えるフィラデルフィア・イーグルスとのワイルドカードラウンドに先発する見込みだ。

ラブはレギュラーシーズン第18週に対戦したシカゴ・ベアーズとの試合で肘を痛めていたが、木曜日には練習に復帰しており、イーグルス戦の出場は問題ないようだ。

NFLが初めてブラジル開催にこぎつけた2024年レギュラーシーズンの試合でパッカーズはイーグルスに敗れているが、その試合終盤にラブはMCL（内側側副靭帯／ないそくそくふくじんたい）を痛めて試合を最後まで戦い抜けなかった。

ラブの今季の負傷はそれにとどまらず、初戦のMCL捻挫で2試合を欠場したあと、鼠径部の負傷にも見舞われ、レギュラーシーズン最終戦では肘を痛めている。

15試合に先発したラブは1試合平均225.9ヤードを稼ぎ、25回のタッチダウンと11回のインターセプトを記録している。

ラブのキャリアで最も印象的だったのはポストシーズンデビューとなった昨季のプレーオフ初戦だろう。パッカーズはダラス・カウボーイズと対決し、ラブは273ヤード、タッチダウン3回をマークしてパッカーズを勝利に導いた。結果、前回のワイルドカードラウンドでは第7シードだったパッカーズがNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）東地区を制して第2シードを得たカウボーイズを撃破している。

今回のワイルドカード戦は同じく第7シードでポストシーズンに進んだパッカーズが、今季のNFC東地区王者に輝いた第2シードのイーグルスに挑む。

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