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レイブンズWRフラワーズはビルズ戦でダウトフル

2025年01月18日(土) 16:45


ボルティモア・レイブンズのゼイ・フラワーズ【AP Photo/Nick Wass】

ボルティモア・レイブンズのナンバー1ワイドレシーバー(WR)がディビジョナルラウンドで戻ってくる可能性は低くなった。

現地日曜日にロードで行われるバッファロー・ビルズとのプレーオフゲームで、ゼイ・フラワーズ(膝)がダウトフルとなった。フラワーズは3回続けて練習を欠席した。

それでもダウトフルということは、プロボウル選出のフラワーズがプレーする可能性はまだいくらかあるということだ。金曜日の練習後、ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーもそう示唆している。

「まだ可能性はあると思う」とハーボーは記者団に語った。

最終的なゲームステータスは、試合直前での判断ということになるだろう。

フラワーズが膝をケガしたのはレギュラーシーズン第18週のことで、そのためにワイルドカードラウンドを欠場した。しかし、その状況でもレイブンズはグラウンドゲームを頼りに、先週土曜日にフランチャイズのプレーオフ記録となる299ランヤードをマークして、28対14でピッツバーグ・スティーラーズに勝利を挙げた。

日曜日のニューヨーク州オーチャードパークはかなりの低温が予想されており、レイブンズにとっては再びグラウンドゲームが重要となる。しかし、ワイルドカードでデンバー・ブロンコスを7得点、224トータルヤードに抑えて勝利した頑丈なビルズディフェンスを相手にトップワイドアウトが不在となると、レイブンズにとっては問題かもしれない。

フラワーズは2024年シーズンにクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンの最有力ターゲットだった。2年目のWRはレシーブ(74回)、獲得ヤード(1,059ヤード)、ターゲット(116回)でチームをリードし、24歳で初めてプロボウルに選出された。

先週土曜日の試合では、WRラショッド・ベイトマンとネルソン・アグホローが合わせてキャッチ3回、49ヤードとタッチダウン1回を決めたが、フラワーズ不在ならばステップアップが必要だろう。しかし、一方でジャクソンにはマーク・アンドリュースとアイザイア・ライクリーというダイナミックなタイトエンド(TE)デュオという武器もあり、こちらはワイルドカードラウンドで合わせてレシーブ7回、80ヤードを生み出している。

レイブンズ対ビルズの試合は、日曜日のアメリカ東部時間18時30分【日本時間20日(月)8時30分】にキックオフを迎える予定だ。

【M】