テネシー・タイタンズが次の代表を探す過程で、AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）のトップチームに目を向けた。

タイタンズはカンザスシティ・チーフスのアシスタントジェネラルマネジャー、マイク・ボルゴンジを次のジェネラルマネジャー（GM）として雇うことにしたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが現地17日（金）、伝えた。その後、チームからの発表があった。

タイタンズのオーナー、エイミー・アダムス・ストランクは「マイクの経験がすべてを物語っています。彼はAFCチャンピオンに4度輝き、過去5シーズンで3度スーパーボウルを制したコアチームの一員です」と声明で述べた。「私はここテネシーで、そうした基準を築き上げたいと思っています。この先に多くの仕事が待ち受けていることは分かっていますが、マイクがそれに着手するのを楽しみにしています」

カンザスシティでスーパーボウルの常連となったチームを作ったフロントオフィスの重要メンバーだったボルゴンジは、GMを探している3チームのうち2チーム――ニューヨーク・ジェッツとタイタンズ――と面談を行い、2025年の雇用サイクルで多くの関心を引いていた。

2009年からチーフスにいたボルゴンジは2021年にアシスタントGMに昇格。それ以前には2017年に選手人事部門のディレクター、2018年から2020年はフットボール運営部門のディレクターを務めていた。

初めは元GMスコット・ピオリの下でカレッジスカウティング担当としてチーフス入りした。その後、ピオリや前GMのジョン・ドーシーが去った後もカンザスシティに残り続けた。現GMのブレット・ヴィーチとは2013年からタッグを組んできた仲で、2017年にGMがドーシーからヴィーチに代わった後はその右腕として働いてきた。

ボルゴンジは3度のスーパーボウル制覇を成し遂げたロースターを構築したチーフスフロントオフィスの一員で、彼らは2019年シーズンに第54回スーパーボウルでサンフランシスコ・49ersを逆転勝利で下し、最初のロンバルディ・トロフィーを獲得。その後も、チーフスは3回スーパーボウル出場（第55回、第57回、第58回）を果たし、現在2連覇を続けている。

2024年シーズンのチーフスは15勝2敗でAFCの第1シードを獲得し、土曜日にアローヘッド・スタジアムでヒューストン・テキサンズと最初のプレーオフゲームに臨む。その一方でボルゴンジは、2シーズンを経て1月初旬にラン・カートンGMを解雇したタイタンズを引き受ける準備を整えることになる。

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