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レイダースがバッカニアーズのアシスタントGMスパイテックを新GMとして採用する見込み

2025年01月23日(木) 12:05


タンパベイ・バッカニアーズのアシスタントジェネラルマネジャー(GM)ジョン・スパイテック【AP Photo】

ラスベガス・レイダースがチームの構築を統括する新たな人物を迎え入れる。

現地22日(水)、レイダースがタンパベイ・バッカニアーズのアシスタントジェネラルマネジャー(GM)ジョン・スパイテックを新ジェネラルマネジャーとして採用する見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが契約内容に詳しい情報筋の話をもとに報じた。

スパイテックはジェイソン・リヒトの補佐役としてバッカニアーズのフロントオフィスで長年活躍してきた有能な人材であり、今後は自らチームを率いる立場になる。

スパイテックは、1シーズンを経て今月初旬に解雇されたトム・テレスコの後を引き継ぐことになった。

44歳のスパイテックには、レイダースのマイノリティオーナーであるトム・ブレイディと深いつながりがある。元クオーターバック(QB)のブレイディがミシガン大学の最終学年だったとき、スパイテックは1年生のアウトサイドラインバッカー(OLB)として同じチームに在籍していた。また、この2人はブレイディがバッカニアーズに移籍した初年度に、共にスーパーボウル制覇を経験している。

2004年にデトロイト・ライオンズのオペレーション部門でインターンとして働き始めたのをきっかけに、スパイテックはフロントオフィスで豊富な経験を積んできた。2005年から2009年にかけての5シーズンはフィラデルフィア・イーグルスで過ごし、カレッジおよびプロのスカウト担当者として活躍。2010年から2012年にかけての3年間はクリーブランド・ブラウンズでカレッジスカウト部門ディレクターを務め、2013年から2015年にかけてはデンバー・ブロンコスのスカウト担当者として活動した。2015年にブロンコスでスーパーボウル制覇を経験した後、2016年にバッカニアーズに加わっている。

スパイテックを確保したレイダースの次の課題は、チームの再建を先導する新たなヘッドコーチを迎え入れることだ。

【RA】