テキサンズが初期からのチームメンバーである現社長のグリソムと“円満に”別離
2025年01月24日(金) 09:09ヒューストン・テキサンズがチーム社長のグレッグ・グリソムと“円満に”別離の道を選んだことを、現地23日(木)に発表した。
グリソムは2021年3月からテキサンズ社長を務めてきた。ただし、テキサンズの在籍期間で言えば、その始まりはチームが始動した2002年にさかのぼる。
テキサンズオーナー兼CEOのキャル・マクニールは「この組織へのグレッグの貢献に感謝したい」と声明で述べている。
「2021年にチーム社長に就任して以来、グレッグはこの組織が恐れることなく進歩し、さまざまな方法で成長していくために、私が実践してきた数々の構想の助けとなってくれた。そのことにわれわれは深く感謝している。グレッグと彼の家族の、今後のご健勝をお祈りする。チームの次期社長については、近日中に最新情報をお伝えする」
チーム離脱に伴い、グリソムも声明を発表した。
「ヒューストン・テキサンズの事業運営を率いていくのは、この生涯にまたとない機会だった。社長としての最後の4年を含め、25年近くテキサンズと共にいて、今が新たな挑戦と機会を受け入れるべきときだと感じている。ジャニス・マクニールと、キャルならびにハンナ・マクニールに、彼らのサポートと、この組織を率いる一助となる機会を与えてくれたことに感謝したい。過去4年にわたり、われわれのファンとビジネスのために、自分たちがやり遂げたことを心から誇りに思う。何より、テキサンズのチームメイトたち、NRGパークのすべての人々、ヒューストンおよびハリス郡の企業や民間のリーダーたち、そしてもちろん、情熱的なテキサンズファンの方々と築いてきた絆に感謝している。こういったつながりは、私がここで過ごしてきた時間における最も大きな恩恵であり、これからもずっと、私の人生で特別な場所を占め続けるだろう。テキサンズと過ごした時間に感謝し、次に待ち受けていることを楽しみにしている」
社長としての任期の中で、グリソムはチームのマネジメントと事業運営を監督した。グリソムが責任を担った分野は多岐にわたっており、チームのウェブサイトによれば“マーケティングおよび広報、デジタルならびにソーシャルメディア、地元地域とのかかわり、チケットセールスおよびメンバーシップサービス、イベントのマネジメントと運営、事業分析、ITならびに企業提携”にまでわたっていたという。
2021年春にチーム社長に就任する以前、グリソムはテキサンズで数々の役割を担ってきた。その中には企業開発担当上級副社長や、ビジネスならびにスポンサーシップ関連のいくつかの分野の責任者の職があった。
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