ベンガルズがノートルダム大学DCアル・ゴールデンを新DCとして採用へ
2025年01月23日(木) 13:19現地22日(水)、シンシナティ・ベンガルズがノートルダム大学のアル・ゴールデンを守備コーディネーター(DC)として起用する契約の最終調整に入っていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、トム・ペリセロ、マイク・ガラフォロが報じた。
55歳のゴールデンは過去3シーズンにわたって守備コーディネーターを務め、2024年カレッジフットボールプレーオフのナショナルチャンピオンシップ戦にチームを導いた。その試合でノートルダム大学はオハイオ州立大学に34対23で敗北。とはいえ、ノートルダム大学の守備陣は昨シーズン、FBS(フットボール・ボウル・サブディビジョン)で4番目に少ない試合平均被得点(15.5点)を記録した。
ベンガルズは2019年から2024年まで守備コーディネーターを務めていたルー・アナルモと決別。アナルモは火曜日にインディアナポリス・コルツから同じポジションで採用された。
これはゴールデンにとってNFLコーディネーターとしての初仕事となる。ゴールデンは2020年と2021年の2年間、ベンガルズのザック・テイラーHC(ヘッドコーチ)の下でラインバッカー(LB)コーチを務めた後、2022年にノートルダム大学での仕事を得た。それ以前は、2016年から2019年にかけてデトロイト・ライオンズに所属し、LBコーチおよびタイトエンド(TE)コーチとして攻守両面の指導を経験している。
ゴールデンは1990年代中頃からさまざまな大学のアシスタントとしてキャリアを積み、テンプル大学(2006年から2010年)とマイアミ大学(2011年から2015年)ではヘッドコーチを務めていた。
今シーズン、ベンガルズはシーズン終盤の快進撃もむなしく、9勝8敗でプレーオフ進出を逃した。2024年シーズンの大半で大きな問題となっていたディフェンスは、被ヤードと被得点でどちらも25位に沈んでいる。ベンガルズ守備陣は2023年も低調なパフォーマンスを見せていたため、変化が必要となった。
ゴールデンが在籍していた2021年に、ベンガルズは守備面でもチーム全体としてもテイラーHC時代で最も大きな成功を収め、第56回スーパーボウルにも進出した。
【RA】