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2025年はプレーコールを担うとブラウンズHCステファンスキー

2025年01月24日(金) 12:12


クリーブランド・ブラウンズのヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキー【AP Photo/Sue Ogrocki】

クリーブランド・ブラウンズのヘッドコーチ(HC)であるケビン・ステファンスキーが、新攻撃コーディネーター(OC)トミー・リースを起用したことで最も疑問を持たれていたことについて明らかにした。すなわち、ステファンスキーHCはプレーコールの役割を再び担う。

「私がプレーコールをするつもりだ。ただ、考えを変える権利は持っておく」とステファンスキーHCは現地23日(木)に述べている。

今回の発表は、驚くことなしに受け取られている。ステファンスキーHCは2024年にケン・ドーシー元OCにプレーコールの仕事を任せたものの、オフェンスの苦戦を経てチームがドーシーを解雇したという経緯がある。そこから、スタファンスキーが2025年にこの役割を自分で担うと予想されていた。新たに雇用されたリースにはNFLでのプレーコールの経験がなく、この予想はさらに強まっていた。

一方のリースは、プレーコールを担当しないことに懸念を抱いていない。

リースOCは「このプロセスの一員となること、そして、オフェンスのスタッフと攻撃陣を率いていく機会を、楽しみにしている。前段階で終わらせなければならない仕事がたくさんあるんだ。プレーコールもプロセスの1つに過ぎない。一緒に働き、フィールド上に優れた成果を送り出すのが楽しみだ」と話した。

AP通信年間最優秀コーチ賞に2度選ばれる要因となった仕事に戻るステファンスキーHCは、2024年は推進力を維持するのに苦しんだ攻撃陣がスタートダッシュを決めることを願っている。

ブラウンズはドーシー元OCのプレーコールの元、得点で32位、獲得ヤードで28位に終わった。チームが抱えた問題には複数の側面があり、クオーターバック(QB)のプレーの非効率性や、惨憺(さんたん)たるグラウンドゲーム、ブロッキングの不安定性や爆発力の不足などが挙げられる。2024年に、ブラウンズはあらゆる部分で低迷していた。そのような状況では、成功は望めない。その以前の4年を振り返れば、ステファンスキーHCの指揮下で、ブラウンズはラッシュアテンプトで毎年トップ10につけていた。2024年のランキングは28位だ。

ステファンスキーHCがプレーコールを再び担当することで、足りない部分のバランスがいくらか取れてくるはずだ。しかし、QBポジションに始まり、それに対応する人材を配置することも必要になってくるだろう。

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