現地26日（日）、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）の頂点を決める一戦が、アメリカ・フィラデルフィアのリンカーン・フィナンシャル・フィールドで実施された。

第59回スーパーボウルの出場権をかけてワシントン・コマンダースとフィラデルフィア・イーグルスが対決したこの試合で、イーグルスが55対23でコマンダースを下した。イーグルスはチームとして5度目、ここ8年では3度目のスーパーボウル出場を決めている。

イーグルスは現地2月9日（日）【日本時間10日（月）】にAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）戦の覇者――バッファロー・ビルズかカンザスシティ・チーフス――と戦うことになる。イーグルスは第57回スーパーボウルでチーフスに敗北した。

シーズンを通じて活躍したランニングバック（RB）セイクワン・バークリーがここでもチームをけん引し、64ヤードを走り、バークリーは自身のこの試合で最初の2回のキャリーでそれぞれタッチダウンを決めている。試合全体ではラッシングタッチダウン3回をマークしており、この数はクオーターバック（QB）ジェイレン・ハーツと並ぶ。ハーツはパスで4つ目のタッチダウンを決め、イーグルスはカンファレンスタイトル戦でチーム最多の得点を上げた。

コマンダースのQBジェイデン・ダニエルズは試合の終盤まで逆転可能な位置につけるべく奮闘していたものの、イーグルス守備陣に喫した4回のターンオーバーやスペシャルチームのパフォーマンスが、それを乗り越えさせることを不能にしてしまった。

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