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チャック・パガーノがレイブンズのシニアセカンダリーコーチに

2025年01月29日(水) 13:57


チャック・パガーノ【AP Photo/AJ Mast】

チャック・パガーノがNFLのコーチに戻ってくる。それは、とても馴染みあるスポットでのことだ。

パガーノをボルティモア・レイブンズのシニアセカンダリーコーチに起用すると、チームが現地28日(火)夜に発表した。

パガーノは2020年にシカゴ・ベアーズの守備コーディネーター(DC)を最後に離れていたコーチングの世界に戻ってくる。パガーノは2008年から2011年シーズンの終わりまで、ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーの初期スタッフとしてレイブンズに在籍していた。

ハーボーはチームを通じて公開された声明の中で「チャック・パガーノコーチをわれわれの守備スタッフに迎え、若く才能あるセカンダリーを進歩させ、成長させ続けることに胸を躍らせている」と述べている。

「チャックは豊富な知識、経験、コーチングの才能をわれわれのチームにもたらしてくれる。彼にはこのプログラムと深いつながりがあり、この仕事にとても興奮している」

64歳のパガーノが最初にNFLのアシスタントコーチになったのは2001年のことで、クリーブランド・ブラウンズのセカンダリーコーチを務めていた。当時のオークランド・レイダースで同じポジションに就いた後、2008年にはレイブンズへ。2011年にボルティモアの守備コーディネーター(DC)となり、2012年から2017年はインディアナポリス・コルツのヘッドコーチ職を得ている。コルツで53勝43敗を記録しており、その中で最も印象的なのは、白血病の診断を受けながらも戦ってきたことだ。

パガーノは2018年にNFLを離れ、2019年から2020年はベアーズに加わっている。

今回、パガーノはボルティモアへの帰還という形で休止期間を終える。現AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区王者で、次の旅路ではスーパーボウルに到達することを目指すレイブンズで、パガーノはハーボーHCの助けになっていくだろう。

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