新HCショッテンハイマーが自分の未来に直接関係しているとカウボーイズQBプレスコット
2025年01月30日(木) 12:01現地27日(月)、クオーターバック(QB)ダック・プレスコットは、攻撃コーディネーター(OC)からヘッドコーチに昇格したブライアン・ショッテンハイマーの就任会見に出席した。
フィールド上で成功を収めたければ、カウボーイズの新HCが成功することが必要だと、プレスコットには分かっている。
チームの公式サイトによれば「ショッティが俺にとって大きな意味を持つ人だ」とプレスコットは語ったという。
「彼は安定している人で、彼がここにいる中でこの仕事を手にした理由の一つがそれだと思う。だから、自分たちの仕事の中で安定した気質を見せてくれる人っていうのは、俺にとって助けになる。ここ3年で、フィールド内外で何か俺に起これば、メッセージをくれたり、様子を確かめたりしてくれた」
「とにかく、彼をサポートしていきたい。1つには、彼を誇りに思っている。彼がこのチャンスを生かしていることを誇りに思う。2つ目には、彼がとろうとしているアプローチを、俺は知っている。俺は彼に、俺がここにいる、彼のためにいるってことを示したい。彼は4年契約だろ? 俺の契約も4年ある。彼は俺の未来に直接つながっているから、これから4年で俺たちにできるベストをやろう」
ショッテンハイマーは2022年にカウボーイズのコーチングアナリストからスタートし、2023年と2024年は攻撃コーディネーターを務めている。前HCマイク・マッカーシーがチームと合意に至らなかったのを受け、チームを率いる役割はショッテンハイマーに託された。
プレスコットはNFLで26シーズンという長い時間をアシスタントコーチとして過ごし、ついにはトップの仕事に就くための鍵の1つは、“継続性”だと指摘。
「マイクの決定の後、ジェリー(ジョーンズ/オーナー)とかわした簡単な会話は、とにかく継続性の話に尽きた。彼らは継続性を保ちたかった。この一団、このメンバーでたくさんの成功を収めてきたことは間違いないし、これは俺にとって重要なんだ。ショッティはその中ですごく大きな要素だった。ゲームプランを準備し、作ってきた」
「継続性を求めるなら、ショッティしかいない」
プレスコットとしては、その継続性がポストシーズンでの失敗まで及ばないことを願いたいところだ。
ショッテンハイマーがOCの役割を引き継いでからの2シーズンと少しの間、プレスコットは先発25試合でパス成功率67.9%、6,494ヤード、タッチダウン47回、インターセプト17回をマークした。
就任会見の中で、ジョーンズオーナーはショッテンハイマーの起用は“これ以上ないほどのリスク”を伴うと話していた。その認識は、ファンや状況を見守るものたちの、今回の雇用に対する不安を強調している。
少なくとも、プレスコットはショッテンハイマーの率いていく能力に懸念を抱いていない。
「彼はチームを指揮していく。彼らは攻撃陣を越えて、活気づけていくだろう。スペシャルチーム、守備陣、全員が同じメッセージを受け取る。あなたがたも同じだ。全員が仕事に明確な責任を持つ。彼が言っていたと思うけどね。そこから、彼は全員が(責任を)持ち続け、それだけではなく、全員が彼にも、そういったコミュニケーションに関して責任を持たせることを期待している」
「それだけでもワクワクする。そこに継続性がある一方で、俺たちは変化も楽しみにしているんだ」
とはいえ、プレスコットが健康と2023年の調子を取り戻さない限り、どんな継続性もダラスにとって意味を持たないだろう。
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