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DCパトリック・グラハムは新時代を迎えるレイダースに残留

2025年01月30日(木) 15:37


ラスベガス・レイダースのパトリック・グラハム【NFL】

ラスベガス・レイダースに新時代がやってこようとしている。しかし、シルバー&ブラックの守備陣を率いるリーダーは、変わらないようだ。

パトリック・グラハムがレイダースの守備コーディネーター(DC)として4年目を迎えるための再契約を結んだと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地29日(水)に伝えた。

新ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルとジェネラルマネジャー(GM)ジョン・スパイテックが仕事に着手する中で、グラハムの存在はレイダースの選手たちに継続性をもたらすだろう。

印象的なのは、グラハムがベガスの3人目のヘッドコーチの下で現職にとどまることだ。

守備コーディネーターとして他の場所で3シーズンを過ごした後(2019年にマイアミ・ドルフィンズ、2020年から2021年にニューヨーク・ジャイアンツ)、グラハムは2022年にジョシュ・マクダニエルズHCの下に加わった。昨年はアントニオ・ピアースHCと仕事を共にし、これからはキャロルHCの下で守備陣のリーダーにとどまる。

レイダースが4勝13敗という先行きの見えないシーズンを送る中、グラハムはジャクソンビル・ジャガーズと、ヘッドコーチおよび守備コーディネーターの両方で面談を行っていた。また、シンシナティ・ベンガルズの守備コーディネーター職の面談も受けている。

しかし、46歳のグラハムがレイダースを離れることはない。

レイダース守備陣は波のある2024年を送り、被獲得ヤードで15位につける一方、被得点では25位だった。

レイダースでは、ディフェンシブエンド(DE)マックス・クロスビーやディフェンシブタックル(DT)クリスチャン・ウィルキンスら主要選手らが負傷を抱えており、彼らの復帰も後押しになるはずだ。2シーズンでタックル300回以上をマークしたトップタックラーのロバート・スピレインは、フリーエージェンシーに向かう。グラハムが戻ってきたことが、スピレインの残留につながるかもしれない。

ラスベガスの砂漠で、たくさんの変化が起こるだろう。しかし、レイダースのDCはキャロル/スパイテック時代でも変わらない。

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