ライオンズが元スタンフォード大学HCのデビッド・ショーをパスゲームコーディネーターに
2025年01月31日(金) 13:05デビッド・ショーがサイドラインに戻ってくる。
スタンフォード大学のヘッドコーチだったショーが、パスゲームコーディネーターとしてデトロイト・ライオンズに加わると『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じている。
ショーは2022年にスタンフォード大学のヘッドコーチ職を退き、フットボールから完全に離れた後、NFLネットワークに加入。2024年にデンバー・ブロンコスの上級人事責任者としてフットボールの現場に復帰し、ライオンズの新攻撃コーディネーター(OC)となったジョン・モートンと仕事を共にしている。モートンはデンバー・ブロンコス時代の2023年と2024年に、ショーン・ペイトンの下でパスゲームコーディネーターを務めていた。
ショーは1995年にウェスタンワシントン大学のアシスタントとしてキャリアを開始。NFLとカレッジを行き来しつつ、最終的にはスタンフォードに腰を落ちつけた。スタンフォードでは攻撃コーディネーター(OC)を経て2011年にヘッドコーチに昇格。2011年から2022年までその職にとどまり、最初の6シーズン中5シーズンで勝利数を2ケタにのせたものの、2018年の9勝4敗から2019年には4勝8敗に落ち込んだ。2021年と2022年に2年連続で3勝9敗に陥ったのを受け、ショーはヘッドコーチの職を解かれた。
2025年の仕事は、それ以来のコーチ職となる。
ライオンズの一新されたスタッフの一員として、ショーはモーターシティへと向かう。ライオンズのスタッフだったベン・ジョンソンOCとアーロン・グレン守備コーディネーター(DC)のいずれもが、2025年には別のチームでヘッドコーチに就任。ライオンズは2024年シーズンに15勝2敗を記録し、ディビジョナルラウンドでシーズンを終えた。ショーン加入のニュースから察するに、2023年と2024年にライオンズのパスゲームコーディネーターを務めていたタナー・エングスタンドの後任としての人事だと考えられる。ペリセロによれば、エングスタンドはニューヨーク・ジェッツのOC候補だと見られているという。
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